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先月、そして今月と
それぞれ大学と中学の授業で
お話をする機会をいただき
行ってきました
大学は母校の
埼玉県立大学
なんだか母校って
変わらない建物を見るたびに
懐かしいような不思議な
感傷的な気持ちになります
こういう感情の動きって
嫌いじゃない
というか、
そういう気持ちは私にとって人生の財産
スリランカでも
同じような気持ちになる
さて、大学では
スリランカでのお話はもちろん、
「看護師という資格の先にあるもの
（働き方の可能性やチャレンジ）」
についてもお話しました
学生130名の感想の中に
「私はもうすぐ看護師になる夢が叶う。
でも、同時に大きな目標だったからこそ
この先いきいきと過ごせるのか悩んでいた。
人生のゴールは
看護職になることではない、と。」
というものがあって。
看護系大学4年間は
看護師になるための勉強・実習…
そして国家試験もある
どうしても看護師になることが
ゴールになりがちな教育システム。
かつ、多くの学生が強い決意で進学している。
大切なことは「どういう人間でいたいのか」
その信念がぶれなければ、
人の役に立つ方法は看護だけじゃないし、
人生の可能性も選択肢もものすごく広い。
中学校は埼玉県内の公立中学校
3年生の
「世界の貧困と私たちにできること」
という授業の講師
そして
スリランカでの自分の経験を話すだけではなく
「SDGsと絡め、自分にできることを考えさせる」
ことが必要で、私もドキドキ
スリランカでみた
貧富の差、貧困層の職業とその根本、
ゴミ問題、などについて
実際のエピソードや、写真を交えて
話をしました
事前学習では「募金」などがあがるのですが
授業を通して、
高額な募金ではなくても日々の選択が
世界を変えることについて
少しでも気付いてもらえたらいいなぁと
思って、その話を選びました
その服はなぜ安いのか？
その紅茶はなぜ安いのか？
安さの裏にある搾取について
想像していくことは
まず知ることから。
「できること」の誘導になっちゃうかなぁ
とも思ったりして色々考えたけど
この話を聞いて
どうするかは子供たち次第なんだからと
思って…
私を通して世界を見る、
スリランカを見る、
私を通して看護の可能性が広がる、
その責任と役割をよく考えたい。
そして、私がそれを行動で、結果で、
その姿で示せる人になりたいと
改めて思いました
とても貴重な機会をいただける今に
本当に感謝がいっぱいです
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