「サステナブル」「SDGs」──。
ここ10年ほどで耳にするようになった言葉ですが、実はその精神はずっと昔から日本の暮らしに息づいていました。
• 陶器:壊れたら金継ぎをして再び使う
• 和紙:不要になれば漉き返して再生紙に
• 食べ残しや生ごみ:家畜の餌や畑の肥料に
• 排泄物:下肥(しもごえ)として農作物の肥料に
日本人は「ごみ」をほとんど生み出さない暮らしを、自然と実践していたのです。
その象徴が──着物。
一枚の布は、縫い直され、仕立て直され、姿を変えながら親から孫へ世代を越えて受け継がれていく。
やがては雑巾になり、朽ち果て、最後には土へ還る。
「土から生まれ、土に還る服」──。
それは、流行を追い大量に捨てられていく現代のファッションとは対照的です。
私自身、この精神を思い出させてくれる忘れられない出来事があります。
結婚したばかりの頃、当時85歳近かった祖母が、『私が住む土地の氏神様に一度ご挨拶がしたい』と、わざわざ上京し会いにきてくれました。
そのとき祖母が「手ぶらでは行けない」と持ってきてくれたのが、家にある布で縫ったトートバッグ。
「お金がない、ない」と口癖のように言いながらも、思いを込めて、しかもいくつも。
当時の私は軽く受け取ってしまったけれど、今思えばそれはどんな高価なブランド品よりも尊い、唯一無二の宝物。
着物も、祖母のバッグも共通して教えてくれることがあります。
それは「在るものを大切にし、思いを込めて受け継ぐ」という、日本人がずっと持っていたサステナブルな精神です。
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こちらの記事はダイジェスト版となっております。
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