昨日に続いて寄生虫の話を。
信頼のおける店で、産地や鮮度を確認し、怪しいものの購入は控えていても、結構の確率で発見する寄生虫、実際はかなりの確率で存在していると思われます。
ではこの寄生虫はどこからくるの?
これらの最終宿主は、クジラやイルカ。主に生息する沖合いでは、これらからの排泄物をプランクトンが食べ、それを小魚が食べ、またそれを大きい魚が食べるという連鎖を繰り返すことで、寄生を繰り返しています。小魚を食べ、大きな魚に食べられるイカも、この連鎖の中に入り、寄生虫を保有することになります。
自然の摂理ですから、沖合いにいるイカはある程度は仕方ないということになります。よく観光地で生きたイカを売っていたり、料理してくれたりしますが、実はここでも結構発見しましたから、イキが良ければ大丈夫とか、海辺で食べれば大丈夫というわけではありません。あくまで料理人の目に掛かっていることになりますので、生食の場合は常にご注意を。
絶対安心というわけではありませんが、毎年沿岸で20~30杯釣り上げるアオリイカからは発見したことはありませんので、沿岸はこの連鎖の外にあると思われます。もっともアオリイカは年魚ですから、寄生する確率は減ることになるのでそちらが効いているのかもしれませんが。
得意な領域だったので熱く語ってしまいました。専門的なことは排除しましたのでご容赦ください。
