本当の二人の私
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「まわりがどうあろうと揺るがない
つねに穏やかで
しかし生命力に満ち溢れた
力強い私が本当の自分。
それに対し
喜んだり、楽しんだり、怒ったり
悲しんだりする自分は偽物のわたし。
ではなく
子供のように頼りなく
廻りの変化にあっという間に影響を
受けてしまう未熟な私も本当の私。」
久しぶりにイライラした気持ちを
抑えられずに汚い言葉を発し
相手に対し不快な態度をとってしまった。
もう長い間 怒りの感情を抱いても
何事もなかったかのような態度をとることが
大人である証拠で
それが自分の心を
コントロールすることだと
思って生きてきた。
でもこれを忠実に実行していると
私の場合はいよいよ喜怒哀楽が不明瞭になり
よりロボットに近づいてしまっているような
矛盾も感じていた。
どうしても怒りを抑えられないことに
苛立ちながら
さっきあれほど心が揺れて
チリジリになってしまっていた私は
一体だれに何を怒っていたんだろう。
と少し冷静になって自分を振り返ってみた。
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誰かの言うとおりに従わなければならないのに
それに対し、私の本当の気持ちが伝わっていない
私の気持ちがわかってもらえていない。
そのことで私の中に不満が生まれ
そのマグマが噴出して爆発していた。
思い当たることはいくつか出てきた。
・・・ しかし、これが原因だ。
という決定的なものは正直わからなかった
でも、怒っっている内容は
今私が不機嫌な態度をとってしまっている
実在の人物に対して
でないことだけははっきりとわかった。
・・・しかも
誰かの言うとおりに従わなければならないのに
??????
なぜ誰かに従っていきようとしているの?
誰かって?
そうだ。
物事をわきまえた
立派な私が本当の私だったんだ。
しかもダメな私も本当のわたしだ。
私の主権は私が握っていい
しかもその主権者は
私の幸せを心から願っていて
望めばどんな無理難題でも聴こうと
私の顔色をうかがってくれている
聖母マリアさまのような
無条件の愛のかたまりでできている。
これからは
不満が出てきたら
立派な私にその胸の内を報告しよう
ダメな私は何か もやもやして
何に腹をたてているのかも
わからなくなっている時は
立派な私がきちんと原因を探り当てるまで
聞き出してくれる。
『それすら面倒だ』
とダメな私が訴えたら
その時は 気の済むまで寄り添ってくれる。
いつもそばにいて私の味方でいる
最強の応援団。
決して裏切らない最愛の人と
いつも一緒にいることが出来ている。
そう思えたら
なんか喜劇に思えてきた。
この世界は
二人の私のなかの出来事で完結している。
完全無欠な本当の私が
未熟な本当の私と
仲間になり手を繋ぐことができた。













