シンガポールのナショナルデイでの首相のスピーチは? | Hey Singapore!シンガポール在住20年以上の経験からシンガポールをご紹介

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コロナ禍の中、ナショナルデイを迎えたシンガポール


毎年、首相のスピーチがあります



今年はユネスコ世界遺産にも登録されている


ボタニックガーデンズからのスピーチでした






コロナについて語った後


低所得者についてのスピーチが続きました


コロナ禍で打撃を受けたグループでもあるので


このグループをサポートしていく国の意思を


伝えるものとなりました



次は在住外国人について言及していました


外資の力を使って、ここまで国を発展させてきた


シンガポールが、コロナ禍で鎖国状態を


余儀なくされた苦悩はあったでしょう


失業するシンガポール人も増えたことから


外国人に対する憎しみが生まれないように


との思いを込めたメッセージだったような気がします



駐在員の若年化が進み


以前の外国人駐在員とは少し違う感じになってきている


シンガポール


若い外国人駐在員が来たら


なぜ? 別にシンガポール人でできる仕事じゃないか?


と思うシンガポール人も少なくないと思います



ハーモニーを大切にしている政府としては


外国人労働者がシンガポールに来るのは


国の発展のためだと念押しする形でした



最後に人種と宗教についてのスピーチがあり


この大変な時にこそ


違う人種や宗教を理解し合って


協調していく重要性を訴える内容となりました



いつもは経済プランなどが織り込まれることも


多いナショナルデイのスピーチは


一貫して人々のハーモニーを強調するものでした



コロナ禍で先行きが見えず


イライラすることも多く


問題が起これば


誰かのせいにして責めたくなるような


今の時期ならではのスピーチだったような気がします



1965年の独立から56年


まだまだ若い国のシンガポールですが


強い政府が引っ張って


更に発展していけるのか


これからの舵取りが楽しみですね



今後シンガポールに来られる方のために


シンガポールの住宅地をご案内しています


今回のYouTubeは日本の学校が集中しているこのエリア!


日本人が多い文教地区はここだ!