Ⓒ五等分の花嫁/春場ねぎ

 

四葉には「感謝の言葉」が届いていない。

――というのは、

 

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母親に認められず、父親に認められず、

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一番褒めてもらいたい人達に褒められず、認められず

何の為に頑張っているのかな…という気持ちが湧き始め。

 

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「無理して頑張らんくてもいいという意味の「特別じゃなくていい」という母親の言葉が、

「頑張っても認められない」という解釈になってるんでしょうね。

 

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そして、多くの人から請われるままに部活動で活躍しても、

認められずに退学。

 

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部活で助けてあげた人達にも冷たい態度を取られる。

この時点で四葉には「助けた人の感謝の気持ち」は届かなくなったんでしょうね。

 

Ⓒ五等分の花嫁/春場ねぎ

 

この時の四葉の理屈が理解できません。

四葉の願った「特別」"ナンバー1""オンリーワン"である事。

1番という事は並び立つ者がいない、特別と言事は他の人とは違う。

言い換えれば、それは"孤独""孤高"という事で、

"みんなと一緒"とは真逆の願いです。

もちろん悪い意味でも"特別"には変わりはないでしょう。

それは四葉が望んだ特別――他の皆とは違う。

Ⓒ五等分の花嫁/春場ねぎ

 

望み通り、"皆と同じ場所にいない"という結果に辿り着いたわけですから。

 

Ⓒ五等分の花嫁/春場ねぎ

 

そして、姉妹達のおかげで、せっかく"皆でいる事の意味"に気付けたのに、

"皆のために生きるんだ"ってまた間違った方向に進みますよね。

 

他人に褒められない、認められないを経て、

"自分は人から感謝される価値もない人間だ"という思い込みが、

人からの感謝の言葉を認識できなくしているのでしょう。

 

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そういう意味では風太郎と四葉は似た者同士と言えます。

 

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こうしてみると四葉を過去に縛り続けていたのは

他でもない風太郎との約束だったのかも知れません。

この「私は(約束を)守れなかった」という一言を言う為に随分と遠回りしてしまいましたよね。

 

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ここでようやく四葉は6年前の風太郎との約束という過去のしがらみを払拭します。

 

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そして、このニィッと歯を見せた四葉の笑い方ですが、

Ⓒ五等分の花嫁/春場ねぎ

 

6年前の風太郎の笑い方を模したものなんでしょうか。