Ⓒ五等分の花嫁/春場ねぎ
ここで前田登場時のエピソードの清算を行うあたり、
前田の登場はこれで最後かというメタな事を考えてしまう。
そして三玖はやはり許す事の出来る娘なんだよね。
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思えば、前田登場時の三玖は"好き≠恋愛"な感じだったけど、
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その三玖の恋愛観を変えたのが前田の様な気がする。
一花も同じ様な事を言っているけど、一花のノリで言っている事はよりも、
前田の真摯な言葉の方が三玖の心には響いたと思う。
このタイミンクでこのエピソードを振り返る流れを作ったのは
三玖の気持ちを初心に帰らせる為の流れか。
Ⓒ五等分の花嫁/春場ねぎ
恋の成就は不可能と思い込んでる三玖に、
「相手を独り占めにしたい」という気持ちを再度奮い起こさせる為の布石かと思える。
Ⓒ五等分の花嫁/春場ねぎ
そして、三玖がたこ焼きの食べる姿に男子が思い浮かべたのは、
「うまっ」というセリフから、
Ⓒ五等分の花嫁/春場ねぎ
四葉が食べていた時の事だと思うのだが、三玖は色香を感じさせるのに対して
四葉は腕白な食べっぷり。
いくら五つ子でも台詞以外、仕草や表情が全然違う。
「流石五つ子だな」って言葉の根拠が弱いと感じられる。
しかし、三玖の人となりを知っているなら、馬鹿にしたり、
お世辞を言ったりしないのは分かるはずだけど、一花や二乃、四葉に比べて
三玖はクラスでは目立たない方だから男子も三玖の人となりを理解していないのだろう。
対立する女子のリーダー(と思っている)の三玖にたこ焼きの味を評価されても、
男子は女子に対する疑念を捨てられない。
そこで三玖は口を開く。
Ⓒ五等分の花嫁/春場ねぎ
今までの三玖なら、ここまでして人を動かそうとする熱意は無かっただろう。
Ⓒ五等分の花嫁/春場ねぎ
今までの三玖なら、この時点で自己完結してしまっただろうから。
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それでも風太郎に選ばれる自信が無いのは修学旅行の頃から変らない。