こんにちは

 

還暦マダムです。

 

還暦マダムがスピリチュアル宅建士になるまでの自己紹介のような話、続きます。

 

 

 

自宅サロンを始めた頃、ホームページのブログを書いていました。

 

サロンを始めたものの、今のようにいろんなコンサルがあるわけでもなく、それしかやることがなかったのです。

 

誰に向かって書いているのかわからないけど、とにかくブログを書き続けました。

 

 

「まるで私に向かって書いてくれて気がしました」

 

と初めてヒプノセラピーを受けて下さったのは、女性のお医者さんでした。

 

本格的な医療従事者の方が来て下さったことに、正直ビビりました。

 

しかも初めてのセッションです。

 

 

どうにか無事に終えた後、その方はこう言って下さったのです。

 

「これが医療の現場にあればいいのに」

 

この言葉は、私にとって大きな光と勇気、そして自信を与えてくれました。

 

 

 

私のヒプノセラピーは4回ワンセット。

 

一番最初のヒプノセラピーは「インナーチャイルドセッション」で、潜在意識の中にある小さな自分(インナーチャイルド)を抱きしめます。

 

このインナーチャイルドセッションは

 

「なぜ涙が出てくるのか、わからないんですけど・・・」

 

と言って、多くの人が涙を流します。

 

 

長い間我慢させていた自分の本音であるインナーチャイルドを自覚し、受け入れた時に起こる現象です。

 

 

このインナーチャイルドを抱きしめた時、ようやく次に進む勇気と心の準備ができます。

 

そして2回目からいよいよ「年齢退行」という過去のトラウマを癒すヒプノセラピーに入ります。

 

これが・・・

 

なかなか痛いのです(^-^;

 

心の傷を開き、溜まった膿を出し切り、また縫い直す手術のようなヒプノセラピー。

 

ですがこれを乗り越えるとほとんどのお客様の表情が明るくなります。

 

被害者意識が薄れ、自己肯定感が少しずつアップしていくからです。

 

 

3回目のヒプノセラピーは「前世療法」あるいは「過去生療法」と呼ばれるものに入ります。

 

時間を巻き戻し、今の人生の自分ではなく、前の人生の自分に戻ります。

 

お客様によっては、お母さんのお腹の中にいる「胎内記憶」に戻る方もおられます。

 

そして、その時の自分から今の自分への愛とメッセージを受け取ります。

 

こうしてヒプノセラピーを受けながら、過去の自分が癒されどんどん元気になって行くのです。

 

4回目のセッションは、お客様が「未来」に進みたいのであれば「未来」に。

 

もう一度「過去」に行きたければ「過去」に、と選んでいただきます。

 

おもしろいことに、お客様自身がいくら「未来」「過去」と指定しそこに誘導しても、お客様自身の潜在意識がまだ過去を癒したかったら「過去」に行く事があるのです。

 

 

頭で望むことと、潜在意識が望む「本当の望み」は違います。

 

望みが叶う、というのは「潜在意識が望むことが叶う」のです。

 

 

こうしてさらに潜在意識への理解が深まりました。

 

 

ヒプノセラピストとしてお客様の潜在意識を誘導していく私は、お客様を愛おしい、と言う気持ちが溢れ、毎回涙が出そうになりました。

 

毎回、毎回、宝石のように輝く愛おしい時間でした。

 

 

そしてこの頃、あるビジョンがたびたび降りてくるようになりました。

 

それはどこか教室のような場所で、前に立って話している自分の姿でした。

 

さらに、これまで育児のためユニクロなどカジュアルな服装が多かったのに

 

「ちゃんとした服がいるわ、服!」

 

と思い、少しずつ服を買いそろえて行ったのでした。

 

何の根拠もなく。

 

 

 

この頃、歯医者さんを変えました。

 

その頃、通っていた歯医者さんはおじいちゃんでした。

 

もう少し若い先生に診て欲しい、と思ったのです。

 

ネットで歯医者さんをググっていた時、徒歩7分のところにある新しい歯医者さんにピン!と来ました。

 

実際行ってみると、オープンしたばかりの明るくて清潔感に溢れたクリニックでした。

 

 

先生も若く、さらに衛生士さんがとても感じのいい女性で、話が弾みました。

 

彼女は衛生士さんもしながら、アロマの仕事もしていました。

 

毎回話が弾みすぎるので、ついにランチに行く事になったのです。

 

 

そして美味しいランチを食べに行ったのです。

 

そこで最近よく降りてくるビジョンの話しや洋服の話しをした時です。

 

お茶を飲んでいた彼女がいきなり、椅子から立ち上がりました。

 

「私、カルチャーセンターの講師もしているんです。

 

今から一緒に、私がカルチャーセンターを紹介してもらった方の事務所に行きましょう!!」

 

そんなこと、初めて聞いたのでビックリしました。

 

気づくとトアロードにある彼女の知り合いの事務所に行き、カルチャーセンターの担当者さんを紹介してもらう流れになっていました。

 

 

担当者さんと顔合わせをし、どんな講座をすればいいかという案を考え、提出しました。

 

2009年の春のことです。

 

 

それから少し経った2009年5月、国内初の新型インフルエンザが近所の高校から発生しました。

 

毎日通う商店街はたびたびテレビに映り、息子の小学校も学級閉鎖になり外出禁止になりました。

 

でも小学校一年生になったばかりの遊びたい盛りの息子を家に閉じ込め続けるのは、あまりにも可哀想。

 

こっそりママ友と一緒に海辺のほとんど人のいない公園に連れて行き、遊ばせていました。

 

そこで、携帯が鳴りました。

 

カルチャーセンターの担当者さんからでした。

 

「講座、二つ決まったのでよろしくお願いします」

 

一瞬、息が止まりました。

 

「あ、ありがとうございました」

 

と答えるのが精一杯でした。

 

 

海風に吹かれ、遊んでいる子どもの姿を見ながら

 

「こういうことって、あるんだなぁ~~」

 

とぼんやり思いました。

 

 

・どこかの教室のような場所で、前に立って話している自分の姿

 

・何の根拠もないけど、きちんとした服を買いそろえていた自分

 

・さらに、歯医者さんを変えた時に出会った方の紹介

 

 

一つ一つは点のように、一見どこにもつながっていないようです。

 

ですが、すべて一つにつながっていたのです。

 

 

カルチャーセンターの仕事にたどり着くため、私の潜在意識はその仕事を介してくれるための人を探し歯医者さんを変えたようです。

 

 

まさか、歯医者さん経由で仕事が見つかるとは思いもしませんよね?

 

 

 

頭で考えることは、的外れのことが多いのです。

 

なぜなら10%の顕在意識よりも90%の潜在意識の方がたくさんの方法や道筋があるから。

 

 

自分の潜在意識に脱帽した瞬間でした。

 

 

ご縁はすべて「人」が運んできます。

 

人間関係に恵まれているのは、最高に運がいいこと。

 

今の自分の周りを見ると、自分が今どんな運気かわかります。

 

本当にありがたいことです。

 

 

 

 

「宅建」に行きつくまでの自己紹介のような話

 

次回も続きます。

 

今日も読んでくださって、ありがとうございました。