自分の発した汚い言葉
それを消す消しゴムでもあればいいのに
それでも消したカスは残っちゃうんだけど
どんな些細なことにでも
スッ っと命は宿ってしまい
瓢箪軍の兵が出陣だ
それなのに、
むしろ奪うことの方が簡単で
憐れな僕の戯言が
君を殺した
戻れ戻れと積み木を積み直すように
そんなこと出来ればいいのに
積み木自体が割れてしまってはどうしようもないよ
迷子になった日の母の手を握るような
そんな吊革の握り方をして
なんだか必死に縋ってる
どこへ向かうのか
宛も知らず
君を探す旅なのだろうか
いや、たぶん違う
僕と君は違う路線で
電車と電車がすれ違う瞬間
君の香りが漂う気がした
風もないのに