雨の彼女 | 或るひとつの物語

或るひとつの物語

不定期に詩を載っけます。



にわか雨

ビニール傘の彼女


公園の前を通ると見える景色



少しの風に流される
絵の具の黒とは違う自然な黒髪


汗がへばりつくような
炎天下の前兆
雨の匂いがする


水たまりに映る歪んだ醜い自分


こんな姿では

彼女のもとへは行けない



雨が僕らを隠してくれる