宗教観 | 或るひとつの物語

或るひとつの物語

不定期に詩を載っけます。


無宗教信者の僕らは
認識出来るものだけを信じる

神も仏も心になんかいやしない

ちっぽけなこの島国で信じるものは
ただひとつ


世間(かみ)様だけ


視線の群衆 刃が降り落ちて
肺へと突き刺さる

何処へ行こうとも逃れることの出来ない
手の中で
ただ懺悔するしかない

罪を犯して羽をもがれた天使は
もう飛べず
地べたを這い蹲る

醜いそれは人間の誕生

生まれもって罪を背負うおまえに
免罪符を売る詐欺師

赦しを得ることも出来ず
贖罪を望むばかりだ