眼 | 或るひとつの物語

或るひとつの物語

不定期に詩を載っけます。

ミえないセカイとはどんなものか? 

瞼をゆっくり綴じて
それでもうっすら何かが見える
瞼の裏の血液が
私は見ているのだ

入り口しかない箱に入って
じめっとした空気
ただただ暗闇を生きて光を避ける

するとわかるんだ
少しずつ、少しずつ…

目の奥は暗闇で瞼の裏など見えやしない
何も映さないそのセカイで
闇に魅せられた私
もっと見たい 観たい 視たい 診たい? 看たい? ミたい

ミえないセカイとはどんなものか?

ミえないセカイをどう見よう?
見えやしないのに

感覚を共有することが難しいように
見えないものをミることは出来ない

ミえないセカイとはどんなものか?

誰も答えはしない