「モーツァルトの手紙」と言う本が
アメリカでは発行禁止(当時）となっていると言う話を
高校生の頃、音楽理論の教授から
聞いて知っていたのですが
私がミュンヒェンに留学してから
それを思い起こさせるようなことがありました
ミュンヒェン音大の大学院生であった時に
オーストリアでサマークラスを受講したのだけど
担当のアメリカ人教授が笑いながら
モーツァルトの直筆譜なんてどうでもいい
とにかく○○出版社の楽譜通りに弾きなさい
と言ったのです
私はん？となりましたが
このアメリカ人教授は作曲家の背景を
知らないらしい＆興味ないのねと
理解しました
私はミュンヒェン音大で師事している教授に
できる限り直筆譜を読みなさい
特にモーツァルトはヴァイオリン演奏にも
優れていたのだから、大変参考になるはずだよ
と指導されていたので、その思想の違いに少々驚きました
これはやはり教育の違いによるものでしょうね
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