てなわけで、観てきたよ乙女のトキメキ




とても空いてたからかな

めちゃくちゃカラダに音が響いてきた!

新たな体験だった!


劇場に人が入るとどうしても音を吸うから、響いたり音圧を感じたりするのが難しくなるなーと思ってたんだけど。

レコメモでしかDOLBY体験をしてなかったから

実は…あんまり期待してなかったんだ知らんぷり


でも、やっぱり映画としての空間作りに音響もかなり有効だと実感しました。


特別料金プラスにはなるけど、オススメ乙女のトキメキ



やっぱり冒頭のスマホにはこれから起こる異変が紹介されてるね。

あと、これ、DOLBYだからわかった事だなと思ったのは、濁流のあと、ちゃんと迷う男も濡れてた!ごめん、通常の劇場だと私には認識できなかったアセアセリセットされてると思ってた前の周回の異変は引き継がれてることが確認できました!血も手についてたし、濡れてる服と靴の中に水入っちゃった時に歩く度にぐちょぐちょ鳴る音が、少年だけじゃなく、迷う男からも聞こえた!


背中の画が多いから、フードのシワとかは繋がりを気をつけていたんだろうなってわかるし、でも実はアウターの裾シワが違うとか。裾がさりげなく同じようにめくれちゃってる周回が2回あって、それはシーンとしては続いてなかった。そのまえに確実に編集点あったから「ここと、3周前が同じ時間で撮ったのかな」なんて予想してみたりね。


あと、私は全肯定で見ているしこういう謎解き系のゲームは自分もやるからなんの疑問もなかったんだけどさ。 異変が起こったらなんですぐに引き返さないのか、主人公への行動原理が理解できないって感想をみたり、聞いたりしたんだけど。


それって、「異変」がゲームで楽しむべき「イベント」だからなのでは?と。「あ、異変!引き返す!」ってやってクリアしてもおもろくなくない?真顔

たとえばドアが開いたら「異変!」ってなって引き返せば次の番手に進める。だけど、そのドアの向こうに何があるかを覗きに行くのは当然の行動としてうけいれちゃってた。人によって、それは納得できないらしい。あと、サイレンが鳴ったらなぜ逃げないのか、とかね。

まぁ、わからんでもないけどさ。


でも、映画館で見る価値はない、って言う感想には、まったく寄り添えない。この映画こそ、映画館で観ないと本当の面白さはわからんと思うのだよ。なんたって大きなストーリーがないんだから、「話だけわかればいい」ってタイプの作品ではないし。『映画を体験する』ってことがとても分かりやすい作品だと思ったな。



私の中で「このラストシーンを見たいがために、初めから何度も見る映画」ってのがあって、『8番出口』はまさにそこにラインナップされましたニコニコ



ちなみにどんな作品がそれかと言えば

『All You Need Is Kill』(トム・クルーズ、日本のライトノベルが原作)

『或る夜の出来事』(白黒のクラシック映画)

などです乙女のトキメキ



あ、そうそう。

濁流の直前、迷う男が少年の様子に笑顔になるところ!

これはものすごいぎゅんっ目がハートイエローハーツとなったことをご報告いたします。4回目にしてなぜか初めてのときめき(笑)