『KISS KISS KISS』
お楽しみいただけましたでしょうか。
あかみどりのブロクでは今のところ、山夫妻はこの世界のみです。

ラストは雅紀にお任せしました。
外野にちゃちゃ入れられながらほのぼのラブラブで、その実、見えないところでめちゃくちゃ濃厚な絡みをするってイメージのふたりなので、またいずれ続きを、ね♡

このシリーズはゆるーく続けていきたいなと思っていて、今回も特別なトラブルが起こることもなく、日常のなかで絆を深める二人をゆっくり描きたいなということの、ワンシーンにしました。

ワンシチュエーションはつじつま合わせとかつながりとか、あんまり気にしなくていいから書きやすいです。
加えて、ご都合主義的な展開も時間を引っ張ることなくどんどん展開できるから、説得力はあまりなくてもそこそこ成立できちゃうってところでラクしてます。

時と場所が変わると、どうしても、人の動く動機にそこそこの慎重さと熱量が必要だなと思っていて。

だって、時間がたつと「よくかんがえたらそんなことしない」とか、「あるモノゴトに対する考えを翻意しないほどのそのモノゴトに対する熱量」とかが必要だと思っているので、いま発生した衝動で動けるってのは強いなぁ・・・などと。

もちろん、時と場所が変わっても変わらない想いってのがあって、それこそが人物を形成する歴史や積み重ね、だと思うのですが。

そこを深堀すると壮大な物語になってしまうので、『KISS~』では軽いコメディにしておきました。


まあそんなだもんで、大きな出来事があってそれに立ち向かうには、それなりの人物の背景が必要。
こんなこと考えてるから全然おはなしがすすまなくてねぇ、あは。


次は、ひっさしぶりに潤を!幸せにしてやるよ!