~目次~
・白熊    ・ジェニファーの夢    
・精霊トゥンシュ    ・船の話
・ロック鳥     ・幽霊
・6月半ばの真昼どき    ・ルピナス
・長い影     ・長距離電話
・その昔、N市では    ・四月
・見知らぬ土地    ・いいですよ、わたしの天使
・人間という謎


・自分は初の著者になりますが、この著者の他の本がAmazonの欲しい物リストにあったような…(気のせいかも)

・主に1960年代に書かれた?作品を中心に収められている短編集となるようです(あとがきから)

幻想・怪奇・心理劇テイストな作品になります。  

・自分にとって怪奇・怪談ものは…エンタメです(笑)🤖
↑↑なので素直に楽しめました。

初っぱなの「白熊」から不安を醸成させていくかのような作品郡。

好きだったのは…白熊・ジェニファーの夢・船の話・ルピナス・四月・6月半ばの真昼どき・いいですよ、わたしの天使

↑怪奇ものもあり、幻想もあり、寓話的物語もあり、残酷な物語もあり…良かったです😃

ある夜に旦那が帰ってくるが明かりをつけようともしない…白熊

8才の少女ジェニファーが見る不吉な夢…ジェニファーの夢

妹を婚姻のために船に載せたが…それは本来の乗船予定の船ではなく…後日ボロボロの手紙が届く…船の話

初老の女性は部屋を貸すことにして、新聞に応募を載せた…すると理想的なかわいらしい女性の入居者が現れるが…いいですよ、わたしの天使
↑↑等々です。

文字を媒体として作者は物語を作り、時代を越えて読者はそのイメージを自らの内でイメージし、育み、読み進めてしまう幻想・怪奇・残酷な話の数々。良かったらどーぞー。

四日後の次の本の記事は「カフェパニック」著者はロラン・トポール氏です。

以上です。最後まで読んで頂いてありがとうございます🎵