ただいま絶不調中!シブコの復活はあるか!? | 明日天気になぁれ

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貧乏暇あり。20年来の糖尿持ちで、2か月に一遍は病院通い、時々ガーディニング。近頃はひざを痛めて散歩もままならない、転んでもなかなか起き上がれない、ハンドルネーム「おきあがりこぼし」が泣いてる、そんなたそがれ親父のブログです。




渋野日向子の、米ツアー来季シードが相当ヤバくなっている。

絶体絶命のピンチで挑んだ今週の
「アニカ driven by ゲインブリッジ at ペリカン」 も、初日は
上位につけたが、2日目+3をたたき62Tに沈んでいる。

米国ツアーに挑戦する日本人プレーヤーのほとんどが
度肝を奪われるのが、欧米の選手の飛距離なそうな。

30ヤード~40ヤードは置いて行かれるという。

それを補おうと、日本人プレーヤーはひたすら飛距離を求めて
肉体改造やスイング改造の汗をかく。

しかし体格はもとより、骨格や筋肉などいくら鍛えても欧米人の肉体には到底かなわない。

それどころが無理すると悪影響が必ずでる。
身体を故障したり、スイングを壊したり…

結果、だんだん上位に入れなくなり、シードを失って帰国する羽目になる。

帰国してももうどうにもならない。日本にいた頃よりひどくなっているからだ。

今アメリカで、シードを得ている選手は男では松山英樹が第一人者であり、
下位に小平智がいるくらいだ。

松山は肉体的に恵まれていてもともと飛距離があるし
テクニックも持ち合わせている。だから悠々シードを獲れる。

女子では、畑中、笹生、古江、西村選手がいるが
彼女らはさほどスイングをいじっていないように思う。

笹生選手をのぞいてほぼ小柄であり彼女らは、飛距離を捨て、
アプローチやパッティングの精度に磨きをかけているように感じる。

わたしはそれこそが日本人に向いたスタイルだと思う。

過去に、距離を求めて失敗した例は、田中英道、丸山茂樹
最近では石川遼がいる。

渋野が飛距離を求めたかどうかは定かではないが
おそらくは渋野史上最悪のスイングになった。

それも2022年は最悪のスイングだった。
トップの位置を極端に低くし、スイングが台無になった。

なぜ彼女は全英で勝ったあの素晴らしいスイングを手放してしまったのか?
一度本人に聞いてみたい。

その後試行錯誤したであろう。

今年2023年は、トップの位置がだいぶ戻ってきたが、肘の張りがやや違うように感じる。

クラブは上がりたい方向に無理なく上がり、最短距離でインパクトを迎えるのが理想だ。

インパクトで最高スピードになり、その時のフェイスの面と角度が一定でないと
打つたびに球が左右に散らばる。

そしてゴルフは野球と違い30ヤードの幅に打って行かねばならない。
ラフとフェアウェイでは天国と地獄程に違うことも多い。

どんなにスイング改造しても飛距離が埋まらない日本人選手において
ドライバーがフェアウェイに行かねば勝負にならない。

渋野はスイングをいじりすぎた、あれだけいじりすぎると容易には元に戻らない。
日替わりスイングではゴルフにならない。

だから渋野は今回、初日に6アンダーを出し上位にいながら、
2日目は3オーバーパーをたたいて下位に沈んだ。

スイングが安定しない限り、3日間はおろか4日間を戦えない。
とても残念だが、全英に勝ったスイングに戻るにはまだ相当時間がかかるだろう。

来期のシードを確保するには、この試合で27位以上が望まれるという。

しかし2日目を終わって62Tでは、それは不可能に近い。

 

 

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