着替えと祖父母、叔父を連れて長男の元へ行った。
 長男と対面…その日初めて自分以外の他人に苛立ちを感じた。
 五月蝿すぎる祖母と余りにも無関心過ぎる祖父…「貴方達が早く気づけば助けてあげれたでしょう?」とでも言いたげに、「何で死んでまったの??」と聞き続ける祖母にはさすがに黙れと言いたくなった。

 その後、長男を家に連れて帰るか、葬儀屋に置いてもらうかの話になった。
 家に連れて帰りたい気持ちは親にはあったらしい…。だけど近所の人に見られて、死んでもなお見世物というか後ろ指指される様な事は本人が生きていたら嫌がるであろう…と言うことで、葬儀屋にお願いして引き取りに来てもらった。
 この時、葬儀は身内だけでやる家族葬にする事になった。
 
 葬儀屋が病院に着いたのは、朝4:00頃だった。
 葬儀場に運び込んだ後は、家に帰る事になった。家に帰りついたのは、朝6:30位だった…長男を発見した時間からもう12時間も経っていた。



 父方の祖父母と霊感のあると言う父の妹(叔母)と従兄弟がこの日の昼に家に来ることになった。

 父が自分で迎えに行くと言っていたが、いつ事故を起こしてもおかしくない状態だった為、私が「迎えに行く」と言ったらすんなりと了承してくれた。代わりに、自分のことでいっぱいいっぱいな母に心配された。

 この日はこれ以上の話の進展は特に無かった。

 けれど、記憶に焼き付けられてたのかな?…2階のトイレに無いはずの紐がまだ付いてるように見えた、気持ち悪かった。