今日は主人の母
義母さんの七回忌でした。
とても苦労している人だから
とても優しくて
温かくて
穏やかで
素晴らしい女性でした。
私の孫の中の「お婆ちゃん」は
私ではなく
その義母でして
敬老の日のお手紙もプレゼントも
私ではなく
義母の元へ届きました。
まぁ仕方ないなぁ〜
あの義母の包容力は私には無いのでね。
その義母自身が
七年間 義母の自宅介護をして
苦労したので
自分はそう有りたく無いとでも思っていたのか
それはそれは羨ましい程の
呆気ない逝き方でした。
その母の七回忌
子供だけで執り行いました。
長男夫婦
次女姉夫婦
長女
次男夫婦（私達）
三女
八名です。
日当たりのない山の斜面に
その集落のお墓はあります。
本栖湖までは快晴で
本栖湖のトンネルを抜けると
眼下にある集落
そこが主人の故郷
今日はその集落を
すっぽりと雲海が覆っていました。
案の定
実家は暗い雲の下にあり
その墓地も雲の下
日陰の寒々しいお墓にて
お寺の住職さんにお経を上げて頂き
それで七回忌は終了
新しいお花で飾られたご先祖様や
義兄の娘の墓碑
かつて私達の八ヶ月で死産の長女も
ここに入れて頂きました。
今は裕子の別宅に姉妹で居ますが
そこから予約されたお店に行って食事
その頃には
頭上の分厚い雲が取れて
快晴になりました。
仲良しの兄姉妹
お母さんも微笑ましく見ていた事でしょう。
コロナもあったりして
兄姉妹全員が揃ったのは久々の事
こうやって皆が揃える事は幸せな事で
今後もこの時期に集まろうと話し合われました。
元より皆それを望んでいるので
満場一致でした。
勿論 それ以外の季節にも
実家に集まる事は出来るのですから。
実家で再びお茶してお喋り
三時半に帰路に着きました。
帰りの本栖湖は
朝との違い
解りますか？
朝は太陽を背にしているので
富士山の白い雪も暗いのです。
見事な富士山を眺めさせてくれた義母
感謝しかありません。
主人の故郷の玄関先にある岩
義兄が「マーライオン」と言うので
マーライオンをその岩に重ねて見たら
まぁ……
見えない事も無いかなぁ〜
良い一日を過ごせました。
ありがとうお母さん
ありがとう兄姉妹さん達
感謝です。