お久しぶりです。

研修教育担当の松田です。


「痒いところに手が届く研修」をモットーに、日々取り組んでおります。


同和園では様々な研修が存在しますが、ただ話を聞いて紙が配られるだけの研修ではなく

ご利用者との関わりや、組織で働く中で、実際に活かす事の出来る知識や技術の習得を提供したいと考えております。




さて。

高齢者福祉に携わる中で重要な要素の一つ、認知症ケアについて。

認知症の勉強会や、研修を執り行う

機会も多くありますが、机の上で得た知識は、実際の認知症ケアにどれほど活かせるのでしょうか。


「百聞は一見にしかず」という言葉があります。

話を百回聞くよりも、自分の目で一度見た方が確実、という意味ですね。


私はこうも思います。

「一見は一体験にしかず」

一度見るだけよりも、自分自身で体験してみた方が、より確実。



こと介護技術に関して、机の上で知識を学んだだけよりも、実際に体験することで得られるものこそが、本当の意味での理解だと思うのです。


しかし、いざ研修の場で、或いは学生さん等への講話の場で、認知症の方と関わり合う機会はなかなか無いというのも事実。

ではどうするか。


せめて少しでも認知症症状を知り得てもらうために、VTRを作成しました。

アルツハイマー型認知症の「脱失型もの忘れ」「見当識障がい」を、主観映像で体験してもらえる映像で

『自分が認知症となったら』を体感してもらい、理解を深めてもらう目的のものです。


自分自身が認知症の方の目線に立ち、体感する。

さすれば、現在進行形で認知症を生きておられる方に対しての、適切な関わり方を学ぶ事にもなる事でしょう。




主観映像でショートストーリーが進みます。

見知らぬ天井からのスタート。目覚めた後、知らない方から知らない言語で話しかけられます。

国際人材育成支援室のエスターさんにご協力いただきました。




就職説明会でお越しいただいた学生さん達が視聴中。臨場感のためにヘッドホン着用。




ではでは

介護の未来は明るい!