こんにちは、わかばです。今回は安いパソコンのCPUについてお話をさせて下さい。

 

 Intel N100はローエンドPCをある程度ストレスなく利用できるようにしてくれました。TDPが6Wとかなり低くファンレスの場合も多いです(つまり省電力で熱を持ち難い)、基本クロック周波数は1.8GHz、最大クロック周波数は3.4GHz、キャッシュは6MB、パスマークはなんと第十世代のCorei3に相当するのに、口あんぐりするほど安いです。

 

 しかし値段は正直です。まずグラフィックス性能が高くなく、ゲームや動画編集などには耐えられません。メモリ8GのN100マシンでドラクエ10のベンチマークを試したところ、やや重いでした。FFなどは無理ですね。

 

 またシングルタスクでCPUを100%使用している時に他のタスクを同時進行すると処理落ちする可能性があります。ネット会議中にCADやSASなどを起動させるのはキツイでしょう。N100マシンはそこを割り切って購入すれば良いと思います。

 

 もう少しお金を出してRyzen5 5500Uマシンを買うのもお勧めです。省電力な点はN100と同様、パスマークは13058、ギークベンチはシングル956、マルチ4435と、日常用途には十分すぎる性能で、コスパはN100より高いと考えます

 

 Ryzen 5500Uもグラフィック性能は大した事ないのですが、ビジネスの最低限としてはコチラの方が良いでしょう。長くなりましたが、今回はこのへんで失礼致します。

 

 加筆:私も実はN100マシン持っておりまして満足しています。割り切って買う分には大賛成ですよ。