強製紙Ⅱ

 

 

 襖大の紙に続き 紗を張った手作り簀桁で漉いた紙も加工しました

 こちらの紙は 薄く ジャッキで力いっぱい搾りましたので かなり締まっています

 今回はこの紙を使った 生活の中での使用方法を掲載します ただ 古民家での田舎暮らしですので 一般の生活様式とは合わない所があるかと思いますが ご承知ください

 

 

 手前が簀桁で漉いた紙で奥にあるのがステン簀により漉いた襖大の紙です

    👇     竿を下から見ると 左の斜めにある方が襖大用です👇

 

 

 

 襖の端切れを加工した物を細くカットします 幅1cm 長さ180cmです👇

 

 更に畳みました

 

 

 袋を作り 先ほどの紙を通しました

 

 

 両端を引くと袋が閉じます

 

 

 それぞれの種類の名前を記入しました

 

 

 袋が小さかったので 作り直す予定です

 

 

 極端に薄い所があり さすがに破れましたが            👇補修は簡単です

 

 この時期になると 色々な野菜や薬草を乾燥させるのですが 保存しておくとカビが生えてしまう事があります その原因の一つに密閉された容器に入れ 収納庫なども気密性が高い事があげられるのではないかと思います そこで通気性のある紙(和紙)を使い収納庫などに入れない昔ながらの保存方法を考えました 一説によると 柿渋を施した物もあったようですが 今回は 通気性を考えて使用していません

さて これを何処に どの様に保存するか思案中です

 

 

 田舎暮らし

 

 瓢箪から駒?

 

 酢を搾る時 瓶の中に皮張り?のようなものが有りました イカ刺しそっくり

 

 食べられるのではと思い 友人のお茶うけに・・・

 左下の角

 

 「世辞ではなく上手い」と言いました 動物性の物ではないので 植物性の物だと思うが 何か分からないが 食感も良いとの事

 ここから話が盛り上がり・・・

 後日 栽培しているという市田柿を頂きました

 実は勿論 皮も葉も活用します

 

 

 干し柿                   皮と葉の乾燥

 

 

 葉は →………………・・・・・・・・・・・・・・・柿茶に👇 1年分あります

 

 ほんの冗談のつもりでいたのですが 色々感心され 今では渋柿も採れなくなった話から 柿を戴く事になりました

 興味深かったのが 大きくするために摘果しているという所・・☞・・柿渋が摂れるのでは?と思いましたが 来年のその頃に改めて聞く事にしました