信州 和紙造形研究所 その512 黄蜀葵
黄蜀葵 塵取りが終わりましたので 手打ちの前に黄蜀葵の準備をしました 2年前 土中の甕に漬け込んだものが心配になり取り出してみました 一番大きな甕は 蓋が無いのでスチロールを被せてありました 👇 甕の半分まで水が無く乾燥していました 使えるか心配しましたが確か日陰で乾燥して使っていると言う事を読んだ記憶がありましたのでダメもとで使って見る事にしました 変色していてカラカラに乾いています 左が乾燥していたもので 右は液に浸かっていたもの色がかなり違います 叩いて小分けしました 3日経過しました 浸かっていた方は粘性がしっかり出ました 乾燥していたものは 粘性が弱いです 使えない事はないかな? 手前の色の濃いのが 乾燥していたものです 昨年は天気が良かったので 乾燥してしまったのだと思います 蓋ありは 何ともありませんでした この粘性が得られなければ 紙が漉けませんので やっかいですが これからも付き合っていくほかありません 田舎暮らし 火吹き棒 あれから考えていました 何かを買うのではなく 良い方法はないだろうかと・・・ こちらの雪は15cm程で あまり積もりませんでした 育てている女竹は👇まだ細い 思いつきました カズガラ棒+アルミホイル+両面テープ・・これで行きます 家全体の暖房節約は 後少しで3月になるため 今年はこのままで・・・ 生活費 一年間の生活費(atelierのある実家)を出してみました 食料費は年間72,000円→月平均6,000円 これだけは掛かる固定経費は165,000円→月平均13,000円 テレビやインターネットは ありません この他の医療費や材料費 燃料費などが161,000円→月平均13,000円 支出は398,000円/年→月当り32,000円でした これに対し収入は144,000円/年→12,000円/月 主な収入は 土地貸付や中山間・多面的による草刈り等です と言う事は ここで暮らす場合 月当たり20,000円工面すれば何とかなるようです 私の暮らしは「田舎暮らし」というより「田舎での2拠点生活」という所でしょうか ここまで年金無しでも暮らして来れましたので これからも何とかなると思っています