SSのブログ

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ちゃんもも◎「こんな所で何してるの?」

ぐみてゃん「飼い主を待ってるんだよ」

ちゃんもも◎「ふーん」

ぐみてゃん「すぐ迎えに来るから、この箱の中で待ってなさいって言われたんだ」

ちゃんもも◎「それ、きっと君は捨てられたよ」

ぐみてゃん「そんな事ないよ、少し長くなってるんだ」

ちゃんもも◎「おめでたいね、君って」

ぐみてゃん「そんな事ないよ」

ゆずポン「もう、3日も経つのに迎えに来ないじゃん」

ぐみてゃん「良い子にしてたら迎えに来てくれるもん」

ちゃんもも◎「もう諦めたら?」

ぐみてゃん「やだ」

ゆずポン「そのままだと飢え死にするよ」

ぐみてゃん「後で飼い主がいっぱいご飯くれるから大丈夫だよ」

ちゃんもも◎「まぁ、飼い猫がどうなろうと知らないけどね」

ゆずポン「そうそう、私達みたいな汚い野良猫と違って飼い猫様だもんね」

ぐみてゃん「私、そんな事思ってないよ」

みさこ「どうしたの?」

ちゃんもも◎「捨てられた事に気づかないおめでたい猫を哀れんでいるんだよ」

ぐみてゃん「だから、捨てられてなんかないもん」

ゆずポン「じゃあ、家に帰ってみなよ」

ぐみてゃん「この箱で待ってなさいって言われたから駄目だよ」

みさこ「へーそんな事言って本当は怖いんだ?」

ぐみてゃん「怖くなんかないもん」

ちゃんもも◎「飼い猫様が一匹で出歩けるわけないって」

ぐみてゃん「煩いな、いい加減あっち行ってよ」

ゆずポン「まぁ、精々頑張んなよ飼い猫様」

ぐみてゃん「…」


ぐみてゃん「お腹空いたな…」

ぐみてゃん「まだかな…」

汐りん「はわーまだ居るなのか?」

ぐみてゃん「うん」

汐りん「もう、諦めた方が良いなのよ」

ぐみてゃん「…」

汐りん「お腹空かないまるか?」

ぐみてゃん「空いた…」

汐りん「じゃあ、こっちに来るなのよ」

ぐみてゃん「でも…」

汐りん「いいから、飼い主に会う前に飢え死にしても良いまるか?」

ぐみてゃん「やだ」

汐りん「じゃあ、来るなの」

公園

ぐみてゃん「ここは?」

汐りん「ここで待ってると人間がご飯くれるなのよ」

ぐみてゃん「そうなんだ、知らなかったな」

ゆずポン「汐、哀れな飼い猫様と何やってんの?」

ぐみてゃん「いい加減、その呼び方止めてよムカつく」

ゆずポン「やっと、離れたんだ」

ぐみてゃん「お腹空いたから」

ゆずポン「狩り出来ないから人間に恵んで貰うんだ」

ぐみてゃん「ねぇ、私があんた達に何をしたって言うの?もう止めてよ」

ゆずポン「別に、私達は飼い猫や人間に媚び売る奴が嫌いなだけ」

ぐみてゃん「羨ましいんだ」

ゆずポン「はぁ?」

ぐみてゃん「結局、人間と仲良しな猫が羨ましいだけじゃん」

ゆずポン「人間はもっと嫌い」

ぐみてゃん「ふーん」

ゆずポン「何?やろうって言うの?」

ぐみてゃん「いいよ、喧嘩買うよ」

ゆずポン「上等だよ!」


ぐみてゃん「はぁはぁ…」

ゆずポン「はぁはぁ…あんたやるね…」

ぐみてゃん「あんたこそ…」

あーまた怪我してる!

ゆずポン「や、ヤバい人間だ!」

みゆちぃ「今日と言う今日は連れて帰るから覚悟しなさいよ?ゆず!」

ゆずポン「に、逃げろ」

みゆちぃ「今日は逃がさない、ゲージに入りなさい」

ゆずポン「離せー」

ゆずポン「皆も、早く逃げろ何されるか分からないよ!」

ぐみてゃん「でも…」

ゆずポン「早く!」

汐りん「ゆず置いて逃げれないなの!」

ゆずポン「ももとみさこにごめんと言っておいてね」

みゆちぃ「うん?見ない顔だな?また新たに捨てられたんだ…」

ぐみてゃん「…」

みゆちぃ「ほら、おいで怖くないよ」

ぐみてゃん「今助けるから!」

ゆずポン「駄目だって、逃げて早く!」

ぐみてゃん「あ、開かない…」

みゆちぃ「一緒が良いのかな?じゃあ、あなたも施設に来なさい」

ぐみてゃん「わっ!」

汐りん「皆、ごめんなの…」


ちゃんもも◎「そっか、ゆずが人間に…」

汐りん「ごめんなの…」

みさこ「汐は悪くないよ」

ちゃんもも◎「その人間の家に行こうよ」

ちゃんもも◎「様子を見に行きたい」

みゆちぃの施設

みゆちぃ「さてと、ご飯用意してと」

みゆちぃ「はい、ご飯だよ」

ゆずポン「ふんっ」

ぐみてゃん「…」

みゆちぃ「暫く離れた方が良いみたいだね」

みゆちぃ「カメラをセットしてと」


ぐみてゃん「ねぇ、名前は?」

ゆずポン「ゆず」

ぐみてゃん「私はぐみ、宜しくね」

ゆずポン「宜しく」

ゆずポン「さっきはありがとう」

ぐみてゃん「?」

ゆずポン「助けようとしてくれた」


ゆずポン「今まで意地悪してごめん…」

ぐみてゃん「いいよ」

ぐみてゃん「折角だから、ご飯食べようよ」

ゆずポン「…」

ぐみてゃん「皆に会う前に飢え死にしたくないでしょ?」

ゆずポン「うん、分かった」

ぐみてゃん「美味いね」

ゆずポン「うん」

ちゃんもも◎「ゆず」

ゆずポン「もも!」

ちゃんもも◎「ゆず、随分と楽しそうだね」

みさこ「人間の施し受けてんだ」

ゆずポン「こ、これは違う…」

ぐみてゃん「私が食べようって言ったんだよ」

ちゃんもも◎「…」

ぐみてゃん「私は飼い主に、ゆずは貴女達に再会する前に死にたくないからね」

ちゃんもも◎「ゆず、見損なったよ」

ぐみてゃん「ちょっと、文句は私に言いなよ」

ちゃんもも◎「あんたは引っ込んでなよ」

ぐみてゃん「やだ」

ちゃんもも◎「あんたみたいな人間に施し受けて喜んでる猫見たら虫酸が走るんだよ」

ぐみてゃん「羨ましいだけじゃん」

ちゃんもも◎「何ですって?もう一度言ってみなよ」

汐りん「もも、もう止めるなのよ」

ちゃんもも◎「ふんっ」

みさこ「人間を信じても裏切られるのに馬鹿だね」

ちゃんもも◎「捨てられた事も分かんない猫だからね」

ぐみてゃん「そんな事とっくに分かってたよ本当は…」

ぐみてゃん「でも、私は人間が好きなんだ」

ちゃんもも◎「…」

みさこ「それでも人間が好きなんて益々おめでたいね」

ちゃんもも◎「行こう」

みさこ「だね」

ちゃんもも◎「ゆず、またね」

汐りん「また来るなのから」

ゆずポン「うん」


みゆちぃ「さて、食べたかな?」

みゆちぃ「おっ?偉い、全部食べたね」

みゆちぃ「今日からここが貴女達の家だから思い切り遊ぶんだよ」

ゆずポン「ふんっ、隙を見て逃げてやるんだから」

ぐみてゃん「でも、優しそうな人間だよ」

ゆずポン「騙されるもんか」

ぐみてゃん「…」


みさこ「ねぇ、何でまたねなの?」

ちゃんもも◎「…」

みさこ「ゆずは追放でしょ?違うの?」

ちゃんもも◎「…」

みさこ「何とか言いなよ」

汐りん「でも、あの飼い猫はゆずを助けようとしてくれたなのよ」

みさこ「そうなの?」

汐りん「ゆずは皆に逃げてと言ったなのけど、あの子は自分が捕まる事も恐れずにゆずを助けようとしたなの」

ちゃんもも◎「私、あの飼い猫と話してみるよ」

みさこ「話してどうする気?ももまで裏切るつもり?」

ちゃんもも◎「そんなつもりはないよ」


ぐみてゃん「あの汐って子は人間にご飯貰ってるけど良いの?」

ゆずポン「汐は特別なんだ」

ぐみてゃん「何で?」

ゆずポン「汐は人間にも貰うけど、狩りの腕が超一流なんだ」

ゆずポン「汐は狩りをしては他の野良猫達に獲物を分け与えたり狩りを教えているんだよ」

ゆずポン「私やみさこ、勿論ももだって汐に命を助けて貰ってるんだ」

ぐみてゃん「そうだったんだね」

翌日

ゆずポン「あっ!もも」

ちゃんもも◎「昨日振りだね」

ゆずポン「うん」

ちゃんもも◎「今日は貴女と話しに来たんだ」

ぐみてゃん「私?悪口なら嫌だよ」

ちゃんもも◎「違うよ、話したいんだ」

ぐみてゃん「何を話すの?」

ちゃんもも◎「何で人間が好きなの?」

ぐみてゃん「悪い人間も居るけど、良くしてくれる人間も居るからだよ」

ちゃんもも◎「…」

ぐみてゃん「私だって怖い思いしたよ」

ぐみてゃん「私を脅かして追いかけ回して笑ってる人とか居たよ」

ちゃんもも◎「あれ、何がそんなに楽しいんだろね」

ぐみてゃん「分かんないけど」

ぐみてゃん「でも、撫でてくれる人間も沢山居た」

ちゃんもも◎「人間に撫でられる何て気持ち悪いよ」

ぐみてゃん「そんな事ないよ」

ちゃんもも◎「…」

ぐみてゃん「気になってるんだけど、それ首輪だよね?」

ちゃんもも◎「そうだよ」

ぐみてゃん「人間が嫌いなら何で付けてるの?」

ちゃんもも◎「呪縛みたいなもんかな」

ぐみてゃん「呪縛?」

ちゃんもも◎「私はこれを見る度に人間への憎しみを生きる力に変えて来たんだ」

ぐみてゃん「そうなんだ」

ちゃんもも◎「本当は人間が好きなんだ?とか言わないんだね」

ぐみてゃん「猫それぞれだからね」

ちゃんもも◎「私は人間に飼われる貴女の気持ちは分かんない」

ちゃんもも◎「でも、貴女は私を否定しないから私も貴女を否定しない」

ぐみてゃん「うん」

ちゃんもも◎「ゆず」

ゆずポン「何?」

ちゃんもも◎「このまま人間に飼われるなら私はそれで良いよ」

ちゃんもも◎「戻って来るなら受け入れる」

ちゃんもも◎「ゆずが決めて良いよ」

ゆずポン「うん」

みゆちぃ「うん?今日はお客さんが来てるね」

ちゃんもも◎「…」

みゆちぃ「鋭い目だね」

ピンポーン

みゆちぃ「誰だろ?はーい」

女性「あの、こちらで猫を譲ってくれると聞いて」

みゆちぃ「はい、こちらにどうぞ」

ぐみてゃん「飼い主だ!」

ゆずポン「ぐみちゃん駄目!」

ぐみてゃん「何で!」

ゆずポン「野良猫の勘だよ!」

ゆずポン「あの人間は絶対信用しちゃ駄目!」

ぐみてゃん「そんな…」

女性「血統書付きの猫とか居ますか?自慢出来るような」

みゆちぃ「はい?」

女性「前に猫飼ってたけど、血統書付きの猫じゃなかったから残念で」

みゆちぃ「その猫どうしたんですか?」

女性「ま、まぁ譲ってあげましたよ」

みゆちぃ「最近ですか?」

女性「そ、そうね」

みゆちぃ「まさか、ぐみおいで」

女性「そ、その猫は…」

みゆちぃ「貴女が捨てたんですか?」

女性「ち、違うわよ…失礼ね」

ぐみてゃん「…」

みゆちぃ「捨てたんですか?」

女性「そ、そんな事してないわ…」

みゆちぃ「捨てたんですね?」

女性「ちっ、そうよ悪い?」

みゆちぃ「最近、捨て猫が多いのも貴女の仕業ですか?」

女性「そうよ、どの猫も血統書もない癖に大して懐かないから悪いのよ」

ぐみてゃん「そんな…そんな…信じてたのに…」

ゆずポン「ぐみちゃん」ぎゅっ

ちゃんもも◎「…」


みゆちぃ「警察に通報します」

女性「やってみれば?証拠もないのに」

みゆちぃ「全て録音して録画もしています」

女性「に、逃げ…」

みゆちぃ「逃がさない!」

みゆちぃ「最近、やたら捨て猫が多いと思ってたら…」

みゆちぃ「命を…命を何だと思ってんの!」

みゆちぃ「恥を知れ!このっ」

ちゃんもも◎「人間が私達の為に戦うなんて…」




みゆちぃ「ぐみ、人間がごめんね…」

みゆちぃ「私は捨てないから」

みゆちぃ「私も限界があるから全ての捨て猫を救えないけど…」

みゆちぃ「人間を嫌いにならないでね…」

みゆちぃ「ごめんね…」

ぐみてゃん「大丈夫だよ」すりすり

ゆずポン「まぁ、何て言うか元気出しなよ」すりすり

みゆちぃ「ありがとう、ぐみ ゆず」

ちゃんもも◎「…」

みゆちぃ「そうだ!」

みゆちぃ「ゆず ぐみ、今日は猫じゃらし買って来たよ」

みゆちぃ「ゆず、好きでしょ?ほーらほーら」

ゆずポン「子供じゃないんだからさ…」

ゆずポン「人間はちょっと優しくしたらすぐ調子に乗る…」

みゆちぃ「見て見ぬ振りしてるけど、そろそろ~うずうずして来たよね?」

ゆずポン「はぁ、全くこれだから人間は馬鹿なんだよ…」

みゆちぃ「ほーらほーら」

ゆずポン「…」

みゆちぃ「本当に要らないのかな?じゃあ、ぐみと遊ぼうっと」

ゆずポン「にゃっにゃっ!」

みゆちぃ「やっぱ好きだよね、ほーらほーら」

ゆずポン「にゃっにゃっ!」

みゆちぃ「今日こそは膝の上乗ってくれるかな?ゆず、おいで」

ゆずポン「こら、まだそこまでは許してない!」

みゆちぃ「必殺もふもふ攻撃だぞ~」

ゆずポン「こ、こら…」

みゆちぃ「嬉しい癖に~」

ゆずポン「や、やめんか…」

みゆちぃ「意地っ張りだね、ゆずは」

みゆちぃ「これでもか!」

ゆずポン「にゃー」ごろごろ

みゆちぃ「ふふっ、遂に陥落させた」

ゆずポン「ふにゃー」ごろごろ

ちゃんもも◎「…」

ちゃんもも◎(バイバイゆず)

ちゃんもも◎(貴女はもう人間に飼われるべき猫だよ)

ちゃんもも◎(この人間ならもしかしたら幸せにしてくれるかもしれないから)

ちゃんもも◎「幸せになりなよ」

ぐみてゃん「そんな、二度と会えないみたいな言い方しないで」

ちゃんもも◎「もう、来ないよ」

ぐみてゃん「そんな、何で…」

ちゃんもも◎「私達は人間に飼われる道より自分達の道を選ぶからだよ」

ぐみてゃん「そっか…」

ちゃんもも◎「今まで酷い事言ってごめんね」

ぐみてゃん「いいよ」

ちゃんもも◎「もし、また捨てられたら私達を頼りなよ」

ぐみてゃん「うん、分かったよ」

ちゃんもも◎「でも、そうならないように祈ってるよ」

ぐみてゃん「貴女もまた人間に飼われたくなったらここに来なよ」

ぐみてゃん「今度は3匹一緒にね」

ちゃんもも◎「それはないけど、分かったよ」

ちゃんもも◎「ありがとう」

ちゃんもも◎「じゃあね」

ぐみてゃん「ゆずに別れの言葉言わなくて良いの?」

ちゃんもも◎「辛くなるから」

ぐみてゃん「じゃあ、私が伝えとくから」

ちゃんもも◎「幸せになりなよ 楽しかったよと伝えといて」

ぐみてゃん「分かった、必ず伝えとくよ」

ちゃんもも◎「じゃあね」

ぐみてゃん「じゃあね」

ゆずポン「はぁ、全く人間の相手は疲れるよ本当」

ゆずポン「あれ?ももは?」

ぐみてゃん「ももからの伝言だよ」

ぐみてゃん「幸せになりなよ 楽しかったよだって」

ゆずポン「そっか」

ぐみてゃん「泣かないの?」

ゆずポン「うん、これで良かったのかもしれないから」



みさこ「そっか、ゆずは人間に飼われる道を選んだか」

ちゃんもも◎「皆も人間に飼われる道を選ぶなら私は止めないよ」

みさこ「私は野良猫が良いよ」

みさこ「のんびりしてられないよ、生きる為に狩りに行かなきゃ」

ちゃんもも◎「みさこ…」

汐りん「汐は人間の事が好きまるけど」

汐りん「野良猫のプライドは捨ててないなの」

汐りん「それに、狩り出来ない猫に狩り教える大事な仕事があるなのよ」

汐りん「人間は無責任な所があるなのから」

ちゃんもも◎「2匹ともありがとう」

みさこ「ももだって、ゆずに会いたい時は無理せず会いに行きなよ」

ちゃんもも◎「いや、もう会わないよ」

ちゃんもも◎「ゆずはもう別の世界に行ったんだ」

ちゃんもも◎「飼い猫には飼い猫のルールがあるように」

ちゃんもも◎「私達には私達のルールがあるんだ」



ハッピーエンドと取るか?

バッドエンドと取るか?

あなたの考え方次第かもしれませんが

最後に殺処分を担当している職員さんの

悲痛な言葉を紹介します

可哀想と思う暇もないくらい忙しい

終わりです。