ミソラーメン(北海道)700円
頻繁に目の前の幹線道路を通過するもので、何年もずっと気になっていたお店にやっと来られました。
気になっていたのは看板に「支那そば385円」と「ライス無料」と掲げて有るからです。
この時代にといつも気になっておりました。
入店すると常連さんと楽しそうにお話をされておりました。
メニューを見ますと、「麺を注文するとライスサービス」と誇張の無い表記。
また、「シナソバ385円税込み400円 麺120g 味は中華そばと同じです」と有りました。
流石にラーメンとライスで400円で帰るのは気が引けまして、中華そばを注文しようかと見ますと700円。
400円の支那そばの麺量が増えて700円では、注文もし辛く。
吟味に吟味を重ねた結果、ラーメンメニューの一番上のミソラーメンを注文しました。
勿論、ライスもお願いしました。
着丼。
事前情報のない鉄鍋での提供。
老舗っぽい雰囲気からド肝を抜かれました。
ですが、嬉しい誤算。
スープを一口、味噌が塩辛く。
スープの味が分からないレベルに味噌を溶いて頂きました。
寧ろ感謝です。
麺の上のモヤシを一口。
完全に生です。
生のモヤシの匂いが強いです。
熱々のスープに浸して、火が通るのを待つことにします。
ではその間にご飯を頂こうと、チャーシューを乗せて。
チャーシューはカラカラで少し残念でした。
ライスはおじやの柔らかさ。
いや、無料で頂戴したので感謝しか無いですが、想定していた物とは別物でした。
何か色々と重なりまして、細かい事が気になる自分が嫌になりましたので、個人的なブームの暴食モードに入ることにしました。
表現すると、某ドラマの孤独の某の後半の追い上げみたいな食べ方です。
一口目、モヤシと卵麺。
モヤシの火は通りきっていませんので、メッチャ食感が気になります。
で、モヤシだけを食べようと見ると…。
ほぼ全てのモヤシの根が生え散らかっていました。
仙人の髭のように。
そりゃ食感に難が有りますわと。
地元の人気店なので、色々と下振れが重なったのだと思います。
可能であればどなたか、ミソラーメンが下振れだったと教えて頂けますと幸いです。
職人気質のお父さんと、気遣い抜群のお母さんのお店です。
雰囲気は凄く好きです。
願わくば、自店メニューをたまには食べて下さい。
老舗故の、小さなブレが積み重なってしまっていそうです。
という、下振れに当たってしまいました。
悔やまれます。