モノノケモノの世界観で1枚A3展示会用に。
仕上がってよかった。
てか浮上しないけど生きてます!
寧ろ酷い風邪ひきました!
声が大分いかんことになってますw
こんばんは。宇宙屋本舗の犬神まみやです。
まだまだヒソヒソ続いておりますよ ♡
なぎさんとのコラボ☆
なぎさんのブログはこちら→Double Spiral
それでは本日も不思議な世界へご案内いたします。
【カミカクシノクニ 002】
履いている運動靴はつま先だけが汚れていた。
校庭の砂埃がついたのか・・
お社で石を蹴飛ばすときについたのか。
その靴先から視線を上げて・・びっくりした。
狐?
お面には見えないし・・・
特殊メイク?
自分の状況が飲み込めてなかったから、質問されても何も答えられなかった。
だんまり、口をつぐんでいたら・・・
「しまったー
オマエ、生きてたのかぁ。
しかも人の子かよ・・・」
額に手をあてて、大げさに仰け反ってみせる。
「ん・・どうすっか?
このままほっといたら・・寝覚めが悪いことになりそうだしなぁ・・
ん・・俺が面倒みるしかないのか?
しょうがねぇなぁ・・・」
その狐はそこらの店先から狐のお面を取ると、僕にかぶせた。
「これ、つけとけ。
俺がいい、っていうまで、外すんじゃないぞ。
今日だったから、面でごまかせるけども・・
これが他の日だったら・・・
おぉ・・怖っ!」
僕に対しては最初の二言三言だけ・・?
あとは独り言・・・みたいで。
「んじゃ・・行くか?」
「どこに?」
「っと・・・・その前に、いくつか注意事項な。
一つ。絶対に飲み食いすんな。
二つ。名前を聞かれても教えるな。
三つ。持ってきたものは絶対に手放すな。
一つでも違えると、帰れなくなるかんな?」
和服の袖をひらりと翻して、狐は先へと進む。
カランコロン、下駄の音に導かれて、僕も進んだ。
過ぎる場所は全く見覚えがなく。
すれ違うのは、動物の顔をした人・・だけ。
「今はちょうどお盆なんだよ」
お盆?とっくに終わったよね?
疑問に感じて、狐の顔を見上げた。
「あ〜そりゃ、日本のお盆な。
今は西洋のお盆のまつりらしいわ。
死者の魂があっちからふよふよ出てきてて。
そんなわけで、ちょいと町が賑やかなんだ。
生きてるヤツとふよふよ出てきたヤツがごっちゃで。
だから、オマエのことも間違えたんだよ・・・
出てきちゃったヤツをそこらに野放しにしとくのは、あぶねーから。
見つけたら、広場の盆踊りの輪に入れなきゃいけないんだ」
名前ないとやっぱ、不便だな・・・
と、言って、僕にここでの名前を付けてくれた。
「紅 と書いて“こう”で、いいか?」
僕が来ていたREDSのシャツから考えたのかな?