私は今恋をしています。
けど、相手は私同級生のお友達。
いつも一緒にふざけ合っているメンバーの子。
私は女の子らしくないので、いつも仲間の男の子にからかわれる。
けど、そんな中ある人だけは私のことを女として扱ってくれます。
それは多岐(たき)。
そして私はいつのまにか多岐君にいつの間にか恋をしていた。
多岐に意識をし始めたのは友達がきっかけ。
多岐とは家も近く部活も一緒なので学校の登校や帰宅の時はいつも一緒。多岐とはクラスも一緒でいつも一緒にいる。席も近いしいつもふざけ合っていた。
今日多岐はお休み。私の携帯にも多岐から昨日体調不良で学校を休むと連絡があったので私は先生に報告をした。
そして、最後のホームルームの時先生に多岐に重要なプリントなどを届けるよう言われ、私はよく多岐の家には行くので先生に返事をしてプリントをもらった。
ホームルームが終わり私は部活の準備をして、教室を出ようとしたら女の子友達が私のことを冗談でひやかしに声をかけてきた。
「多岐君と仲いいね!付き合ってんの~?」
「ち、違うから。ただ家が近所で仲いいだけだし…」
私は笑いながらそう言って、教室をあとにした。
けど、私はその友達の言葉が頭から離れなかった。
『付き合っている』
そんなことは考えたこともなく私の頭の中はぐちゃぐちゃしていた。
ましてや私は今まで一度も彼氏とかを作ったことがなく恋愛なんてしたことがない私にはどうしたらいいのかわからなかった。
(私が多岐のことを?
そんなことないっしょ。
好き…かぁ。よくわかんないし…。)
私は部活中ずっと多岐のことを考えていた。
でも正直、入学式から仲良かった多岐とは今まで一緒に居なかったことはなかったしお昼もいつも一緒だった。
私の頭の中はいつの間にか多岐のことでいっぱいだった。
部活が終わり、着替えをして多岐の家に向かった。
私の家から徒歩10分もしないところに多岐家はある。
私は多岐の家の前に着き、少しドキドキしながらチャイムを鳴らした。
すると誰かが咳をしながら玄関に近づいてくるのがわかった。
私はすぐ多岐だと気づきまた、胸が高鳴り始めた。



