自分の意志で生まれてきた者は一人もいない | 鳥頭三太郎の生活と意見と愚痴とぼやき及び鳥頭日記

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 私の日々思うことや、見た映画や読んだ本の感想や、ネットで見つけた情報なんかを皆様にお知らせしようと思います。

 なぜか日本では「生まれる」と能動態でいいますが、多分自然に生まれてくる(=湧いて出てくる)という「日本教」の感覚なのでしょうけど、「私は生まれた」は英語では「I was born」と受動態になります。

 

 

 

 

 多分、そこらへんが日本人が一神教を理解できないところなのだと思いますが、いつ、どこで、誰の子として生まれてくるかは自分では決められません。

 

 

 

 

 いつ、どこで、誰の子として生まれてくるのかは全く偶然としか考えようがないのですが、その偶然を支配しているのが唯一神ということのようです。

 

 

 

 

 唯一神によって、西暦〇年〇月〇日〇時〇分〇秒に、〇国〇県(州・省など)〇市(町・村)、〇〇の子として(自分の意志とは全く関係なく)生まれさせられたので「I was born」なのでしょう。

 

 

 

 

 日本の八百万の神は自然に湧いて出てきた有象無象神(アニマ)なので、唯一神とは全く次元の違う存在なのですが、「唯一神(=創造主=God)」を「神」と訳したためにその違いが判らなくなったのだと思います。

 

 

 

 

 宇宙全体を支配しているGodとそこら辺の有象無象の神を同じ「神」という文字で表現するので違いが判らなくなるし、「投資の神様」が損したりすると、「神様だって人間だから」とかわけがわからないことをいうやつがいたりするのでしょう。

 

 

 

 

 現在、「神」という言葉の価値は「神対応」とか「神ってる」とか、超低レベルな使われ方をしており、価値が暴落していますが、そういう連中に「あなたは神を信じますか?」と聞いても意味が分からないでしょう。

 

 

 

 

 「God」を「神」と訳すと八百万の神の一神となってしまうので、明らかな誤訳だと思いますが、誰が訳したのでしょうか?