私は長い間アメリカ合衆国とロシア連邦(旧ソビエト連邦時代も)が隣国であることに気が付きませんでした。
ベーリング海峡の真ん中辺にあるダイオミード諸島が米ロ国境なのだそうです。
Wikipedia記事によると『
- ラトマノフ島(ロシア語: Остров Ратманова) - ロシア領(チュクチ自治管区)。別名: ビッグダイオミード島(英語: Big Diomede Island)、イマクリク島(イヌピアック語: Imaqłiq)。
- リトルダイオミード島(英語: Little Diomede Island) - アメリカ合衆国領(アラスカ州)。別名: クルーゼンシュテルン島(ロシア語: Остров Крузенштерна)、イナリク島(イヌピアック語: Iŋaliq)。
両島の中間点である西経168度58分37秒の経線を、米露国境と国際日付変更線が通っている』ということです。
両島はすぐ近くなのですが、日付変更線が間にあるために21時間(夏季は20時間)の時差があるということです。
そもそもアラスカはロシア帝国時代にロシア領だったのを、クリミア戦争の敗北で金欠に陥ったロシア帝国政府が、1867年、米国に720万ドルというはした金(?)で売っぱらってしまったのでした。
ロシア連邦は日本の隣国でもあるのですが、西日本に住んでいると隣国であることを全然感じません。
中国も九州からだと上海と東京が同じくらいの距離なのですが、実際に行ってみるまで近さが分かっていませんでした。
アメリカ人の地理の無知ぶりが笑いものになっているYoutube動画がありますが、日本人も笑っていられないかもしれません。
ありがとうございます