今回、日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞したことは誠にめでたいことだとは思いますが、この賞は過去に物議を醸すような変な授賞をしてますので、あまり手放しで喜ばない方がいいかもしれません。
佐藤栄作氏は1954年の造船疑獄で逮捕寸前だったのを、法務大臣の指揮権発動で検察の捜査を止め、放免となった汚職政治家です。
https://bizgate.nikkei.com/article/DGXZQOLM16DR7016042024000000
まあ、普通の感覚ならこの時点で政治家を引退するところだと思うのですが、造船疑獄で検察が黒認定していた池田勇人・佐藤栄作の二人はその後も政治家を続け、高度経済成長期の首相になったため、ヤプーは理非曲直是非善悪が分からなくなりました。
1974年に佐藤氏がノーベル平和賞を受賞したときは、まだベトナム戦争中で、在職中ベトナム戦争に全面的に協力していた佐藤氏が、当時からインチキではないかと疑われていた「非核三原則」の理由で受賞したことに理不尽なものを感じていた人が多かったようです。
上掲の記事によると、多くの人が疑ったとおり、米国の公文書の公開により『後に沖縄への核持ち込みを認める密約を米国と結んでいたことが判明』しました。
このことでもまたヤプーたちは理非曲直是非善悪が全く分からなくなり、その後も何がなんだかわけがわからなくなり続けました。
就任早々に、核廃絶の演説しただけでまだ何も具体的なことをしていなかった米国のオバマ大統領が2009年に受賞した時は世界中がなにか変な感じになったものです。
「ノーベル平和賞」は「ノーベル変な賞」だなと思ったものです。
2017年に核兵器禁止条約の推進でICANがノーベル平和賞を受賞しました。
共通しているのは核兵器に関するということなのですが、ノーベル平和賞の選考委員会が核兵器にビビりまくっていることがうかがわれます。
なお、米国が核密約の公文書を公開したのは、密約ではなく公式の約束にするためであり、期限を決めてないので現在でも有効なのに、発覚時の民主党政権もその後の自民党政権も単なる自分たちの解釈（つまりウソ）を言い続けています。
事実かどうか私には確認のしようがありませんが、現在も沖縄には核兵器が密かに貯蔵されているらしいです。
ヤプーランド内の米軍基地に核弾頭を保管しているらしいですが、米軍基地内は米国内ですから、ヤプーランドはアメリカ合衆国内のことについてとやかく言うことは内政干渉になりますから何も言えません。
米国内の米軍基地に核兵器を持ち込んでもヤプーランド内に持ち込んでいるわけではないので非核三原則には反してないことになります。
なお、米軍艦艇（＝艦内・艦上は米国内なのでヤプーランド外）は日米安全保障条約の規定により核兵器を装備したままヤプーランドの港に寄港できます。
第二次世界大戦の降伏文書の調印をミズーリ号上で行ったのは、艦上は米国内になるからだそうですので、現在でも米軍艦艇の艦内・艦上は米軍基地内と同じく米国内になるはずです。
ヤプーランドは米国内のことについては関与できませんし、ヤプーランドの法律も適用できませんので、ヤプーランドの施政権が及ぶ範囲に持ち込んでいるわけではありませんので、非核三原則には反してないことになります。
こういうことをはっきり言うと日本列島が「日本国」と言う独立国ではなく、米領ヤプーランドであることがバレますので、政府はいろいろ取り繕っていますが、実体はこういうことです。
こんな状態では核兵器禁止条約を締結することなどできるわけありません。
核兵器禁止条約に加盟するためには日米安全保障条約を破棄する必要があります。
が、しかし、後が怖いので破棄できません。
（デモンストレーションなのでは？）
日米安全保障条約によれば、有事には日本列島全体が米軍基地あつかい（≒米国の飛び地の米領ヤプーランド）になってグァム島並みになりますから、そうなれば非核三原則など無意味ですので、列島全体に核ミサイルが配備されるでしょう。
すでにヤプーランドは詰んでいて、もはや打つ手がありません。
こういう状況なのを知らないバ○ヤプーたちは反ロシア（反プーチン）プロパガンダに騙されてウクライナを応援したりしていますが、非常に危険です。
ありがとうございます