前の記事を書いているうちに気づいたのですが、有事の際に米軍の指揮下に入ることが決まっている自衛隊は、有事の際の最高司令官がアメリカ合衆国大統領ということになるので、有事の際は「在日米軍外人部隊」ということになってしまいます。
上掲の密約に関する記事には「自衛隊は防御を中心とした編成だが、守っているのは日本の国土ではなく、在日米軍と米軍基地だ。それが現実の任務だ。自衛隊の持つ兵器は、ほぼ全てがアメリカ製で、データも暗号もGPSもすべて米軍とリンクされている。だから最初から米軍の指揮下でしか動けない。そのように設計されている」とあります。
上記の記事を補足しますと、自衛隊の武器・兵器は国産のものもすべてNATO規格(≒米軍規格)ですから、小銃や大砲の口径はインチなので、50口径(0.5インチ)=12.7mmのようにメートル法では半端な数字になります。
フランスのド・ゴール大統領がNATOを嫌って1966年にNATO軍から脱退したのは、メートル法の本家であるフランスがヤード・ポンド法の米国の規格に合わせるのが屈辱的だったからというのもあったのではと思います。
第二次世界大戦中に日系二世部隊としてヨーロッパ戦線で活躍して有名になった442連隊というのがあったのですが、彼らは米国生まれの米国籍で母語は英語(?)のアメリカ人です。
自衛隊の場合、基本的に日本国籍で、たぶんほとんどは英語が不得手なヤプー達ですから、自衛隊は米軍からすれば外人部隊ということになるでしょう。
有事には、在日ヤプーの米軍外人部隊という世にも稀なる珍奇な軍隊になってしまいます、というか、要するに英印(英領インド)軍みたいな植民地軍です。
なんで米軍の外人部隊(植民地軍)にヤプーの税金を使って、しかもアメリカ製のミサイルとかを買わなければいけないのか、ヤプーをバカにするのもほどがあると言いたいのですが、不肖宮島とかの右翼ヤプーはこのことに気づいてないのでしょう。
ロシア連邦のプーチン大統領が演説の際に「新植民地主義」に触れましたが、米国の最も成功した新植民地が「米領ヤプーランド(俗称:日本国)」であり、その後世界中をヤプーランドのようにしようとして陰謀を巡らせているようです。
日本列島に現存している「国家のようなもの」について、「日本国憲法」という名称から「日本国」と言い慣わしていますが、正式な国号を法律で決めてはいません。
米軍はNATO軍でもありますし、在日米軍は朝鮮半島国連軍でもありますので、有事の際の自衛隊は米軍外人部隊であり、条約非加盟NATO軍でもあり、(朝鮮半島有事の場合は)朝鮮半島国連軍でもあるということになります。
また、布施祐仁氏の『従属の代償 日米軍事一体化の真実』によると、有事の際は米軍の中距離(核)ミサイルを日本列島全体に分散配備するそうですが、自衛隊はそのミサイルの警護をすることになっているようです。
かろうじて就任できた(少数与党のミリオタ魔人ブウ)石破首相は日米地位協定の見直しとか生ぬるいことを言ってますが、日米安全保障条約(日本が米国の安全を保障させられる条約)自体を破棄しないことには何も変わらないでしょう。
ただし、インフラ保全のためにマルウェア対策が必要ですし、怒った米軍が核ミサイルを撃ち込んでくる危険性もありますのでその対策も必要でしょう。
ありのままの事実を正しく教えず、長年にわたり自分たちに都合の悪いことは隠ぺい・改ざん・捏造してまやかし、マスメディアの印象操作等でまやかしてきた結果、現実的にはこの国はすでに詰んでいて、どうしようもない状態になっているようです。
ぜひ一度過去記事をご一読ください。
日本列島がいかに元々奇妙奇天烈で、それがさらに(主にアメリカの影響と元々の論理性の欠如によって)唖然とするような奇想天外摩訶不思議(「過疎の都市」の存在など))な状態になっているのを知ると、思わず爆笑してしまうでしょう。
まさに、バカざんまいの状態です。
『兵隊やくざ』で主人公が配属された4242部隊は脱走した主人公二人以外は南方戦線に送られて全滅しました。
自衛隊は有事の際は、アメリカ合衆国軍の日系二世部隊の第442連隊にならって、アメリカ合衆国軍第4242(死に死に)外人部隊にされるかもしれませんし、日本列島全体が4242列島化されるかもしれません。
ありがとうございます