「Freedom House」という米国に本部を置く国際NGOが毎年出している「世界の自由度報告書」の2024年3月の報告書に基づく「国別自由度ランキング」では、驚くことに、なぜか日本が11位になっています。
さらに驚くことに自由度トップでないとおかしい「自由の国」アメリカ合衆国のランクはなんと58位で、クロアチア、韓国、パナマ、ルーマニアと同ランクです。
2018年の報告での米国6位から、わずか6年間で52位もランクが低下したのは、何が原因なのでしょうか？
また、日本のランクが、本家(?)であり、日本の「民主主義」の教科書であるアメリカ合衆国の上になることはありえないはずなので、日本の本当のランクは59位以下でしょう。
韓国より上と言うのもおかしいでしょうし・・・。
アメリカの隠れドミニオンである日本では、第二次安倍政権・菅政権・岸田政権では、重要事項を「閣議決定」で決めてしまうという実質的な独裁になっており、このランキングではこれらのことが考慮されてないようです。
どういう自由度なのかよくわからないのですけど、元々アメリカ合衆国発祥のNGOですから「アメリカ的自由度ランキング」のはずなのですが、「自由の国」が58位という驚くべき低ランクなのは、自由のなさ(?)が隠しようがないからなのでしょう。
まあ、米国のNGOなので、米国についてはかなり割り増ししているのではないかと思いますが、そうしてもこのようなランクにせざるを得ないということなのでしょう。
まあ、日本のランクが高すぎたりしてますので、あまりあてにならないでしょうが・・・。
アメリカ人自身が自国の自由度が低下していることを認めているのですが、日本人の多く（特に高齢層）は今でもアメリカ合衆国は世界で最も自由な国と思っているでしょう。
米国では8割くらいの家庭が「Paycheck to Paycheck」つまり「ケツに火がついている債務奴隷」らしいので、「債務奴隷」に自由があるわけないでしょうから、本当の自由度はもっと低いはずです。
政治的にも民主・共和の「二党独裁」で「政治選択の自由」がほとんどないですし、バイデンもトランプも嫌というのが過半数らしいので、本当の「自由度」は174位のロシアや181位の中国とそれほど変わらないのではないかと邪推しています。
米国人の過半数は民主党でも共和党でもない第三政党の出現を望んでいるらしいのですが、陰謀論者がディープステートなどと呼んでいる「謎のパワーグループ（たぶん大資本）」が阻害しているようです。
普通に考えると、米国のような政治的にも、思想的にも、宗教的にも、人種的にも、民族的にも多様性の強烈な国で、小党乱立にならないのが不思議でなりませんが、そうならないよう人為的に操作されているとしか考えられないでしょう。
二大政党しか実質的に選択肢がないようなシステムが形成された時点で、すでに政治的選択の自由がほとんどなくなったのではないかと思います。
米国政府が自国を「自由の国」と称することは「謀略」のレベルに達しているようなのですが、米国世帯の8割の「債務奴隷」たちは今でも米国が「自由の国」で、自分たちは自由だと信じ込んでいるのでしょうか？
プール付き・広い庭付の、日本人から見るとかなり贅沢な住宅をローンで買ったりするので「債務奴隷」状態になる○○が多いようなのですが、みんなそうするので、自分が「自由のない債務奴隷」状態だということに気がつかないのでしょうか？
「債務奴隷」状態から早期に抜け出して悠々自適の「自由人」になることを「FIRE（Financial Independence, Retire Early）」と言うそうですから、自分たちが「不自由人≒奴隷」だということはわかっているみたいです。
ありがとうございます