先週末は、入れ替わり立ちかわりのお客さん、日曜日は中学生サッカー合宿の朝食作り、
からの~親子サッカーからの~、移動して次男のサッカー大会観戦と、
目が回りそうなスケジュール(笑) そんな訳で、本日は疲れとやる気のなさが半端ないで(涙)。
でも、今できることは「今」一所懸命やりたいし、息子たちに関われる時に精一杯関わりたい。
好き好んでやっているので、大変だけど楽しいです!
さて、幻の山菜「シオデ」発見
その後の記事です♪
(以下、シオデとタチシオデは区別せずシオデとして表記。違いがいまいち認識不足。
文献など見るものによって見解が違うので、どなたか違いを教えてほしい~)
「あそこにあるかもしれない!」と想像して、後日、3時間予定で山に行ってみました!
期待半分、なかったとしても山を歩くだけで心が潤うし~♪6月中旬頃の話。
目指す標高900mあたりの現地に到着し、ワクワクしながら歩き始めて1分!
なんと!早速発見~!!やっぱり想像は確かだったー!ビンゴ!テンション上がる!
実際は、シオデの時期は過ぎている感じでしたが。
伸びきってるものがほとんど~。でも、先の方の柔らかいとこは食べられます♪
先の方の新芽にしても、脇芽にしても、手でポキっと折れるとこで折ります。
しかも、シオデは摘んでもその下から脇芽が出るので、安心して採取できる♪
心配だもん!摘んだら、翌年生えてこないとかダメになっちゃうとか!自然に優しくは必須!
時期が過ぎているので、画像だとわかりにくいかもですが、
大きく横に弓型のシオデの主軸のツルから、縦に数本脇芽が出ているのがわかるかな?
脇芽はこんな風に出てきて伸びます。
シオデ、ないとこには全くないのに、あるとこにはあるんだと確証し、
テンション上がりっぱなしで思うがままに、ずんずん山を登ってしまいました~(笑)
そしたらさぁ、立派な美味しそうな太いやつ~! こんなのに出会うと、もう楽しすぎます!
あっちにも~!とか、もう、目は完全にシオデ目!
とは言え、他の山菜と違って、初夏あたりの山菜なので、山は草木が多い茂りすぎて、
よーく見ながらじゃないと見過ごしちゃう感じ。だから、とっとと歩けない!(笑)
出会いたかったシオデに次から次から出会えて、思わず足が進む進む~!
気付けば、標高1000m以上に行ってしまっていた・・・。熊も恐怖になったあたりで下山・・・。
里の方では終わりのキイチゴも美味しそうに実ってた~♡アリさんが沢山群がってた。
このシオデ、ほんと他のツルものの新芽とすごく似てる!
この日思ったのは、藤、あけび、山ぶどうあたりとすごく似てた~!
でも、私なりの見分け方は、シオデのツルには、葉の付け根に他の植物に巻きつくための
ヒゲがあるのー!一つの葉に2つのヒゲ。
これが、他のツルものの新芽との、私なりの簡単な見分け方!
「シオデ」は、クリスマス飾りやらで人気の「サンキライ」と同じサルトリイバラ科だから、
サンキライの新芽とも似てるけど、サンキライはツルに棘があるよ。
一度自分で現物を見ると、その特色がよーくわかるので、やっぱり図鑑でなくリアルが一番!
シオデの姿は美しい~。何か神々しい感じと緑が美しく、ツヤもある。
この日、脇芽も柔らかいとこを摘んでこんだけ採りました♪
とりあえずサッとの塩ゆでにして。
・太くてまさにアスパラみたいなのは、湯がいたのをマヨネーズで♪
・中太と脇芽の柔らかいのはアスパラバターならぬ、シオデベーコンバターに♪
・脇芽の細いのは、辛子マヨネーズ醤油和えに♪
(細長いのは、個人的にアスパラよりも オカヒジキみたいな味わいを感じたので)
太いのは、本当にアスパラガス!
むしろアスパラよりも食感よく、シオデとベーコンとバターの相性は抜群でした~!!
じいじに初シオデを食べさせたら、「旨いがな!」だって(笑)
「あるかもしれない!」と想像した山で、そこそこ採れたこの嬉しさ楽しさ半端ないです!
道中含め3時間!って決めてた山歩き、昼ご飯をスルーするほど1日がかりになった始末(笑)
今季は時期が少し過ぎていたので、来年はちょうど良い時期に行きたい!5月末かな・・・。
と思ったのでありました。
あ、誰にも言ってないけど、長ーくツルになったシオデの先っぽを採ろうと手繰り寄せたら、
10cmくらいの芋虫がついていて山で絶叫して倒れそうになったり、
目の前をツチノコみたいなマムシに出会って猛烈ダッシュで逃げた恐怖の体験の数々(怖)
やっぱり、この時期の山は苦手です~!!(笑) もう、海にシフトするよー!!
鳥取大山の旬野菜で料理教室