レスキュー225金子さんメール 3 【背景理論】 将棋なぞらえの続き | たこなぐりの宗教ブログ

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この世での生活状況

形勢が良ければ、次から次へとうまい手が続き、優勢が拡大する。

アマの将棋はそう。

悪くなっても、難しい局面を維持するのがプロ

奨励会時代からの「生活感のある手」「辛抱する」

羽生マジックとよばれる恐ろしい逆転ドラマは有名

 

形勢が悪い方は、悲観状態が長く続く。

株で言えば、含み損を抱えている状態

含み損を拡大させないのが腕でしょう。

投げるわけにはいかない。

 

悲観状態が長く続くと、逆転しかかっているのにそれに気がつかないことが多いとも。

1000円で買った株がジリジリと800円になった。

810円、820円と反転に転じる。

今まで「下がり続けた」ので、「上げの転換点」がわからない(気がつかない)

800円割れを気にして、850円に戻ったら投げる。

それなら初めから、950円でロスカットしろよ。

 

『自分で形勢判断でき、着手(クリック)できるトレーダーになりたい!』

 

[引用・編集]
この「背景理論」を強調するようになったのは、
足かけ10年近くにわたる「トレード指導」の成果です。

多くの初心者と接していて、
その多くが「知識の詰め込み過ぎ」からくる、
動けない病迷い病にかかっていることに気付きました。

 

テクニカル指標の例でいえば、「RSI」という指標があります。
一般的には「70以上は過熱圏(売り)30以下はその逆」、
という見方をしますよね。

ところが、これには逆の解釈も存在します。
つまり、「70以上は過熱ではなく、トレンドを示しているので買い」
という真逆の見方です。
この両方の知識を頭に入れているとどうなりますか?

答えは 「迷って何も行動できなくなる」です。
最悪な場合、
両方のトレードをドタバタとやって自爆というケースも(汗)。

「背景理論」は、この弊害を排除するために生まれたものです。

*

大局観理論とでもいうべきものか。

駒の動かし方を知っているレベルから

定跡や手筋、実戦例を多く知っている。

自力で考えられる。

 

あと駒の損得と速度、どちらが優先されるか。

終盤戦とも言える超かつぎあげ、鬼殺しナイアガラ

値段などおかまいなしに買いまくり、売りまくる局面。

文字通り、駒の損得(価格)を無視した流れ

将棋で言えば、駒を捨てまくって玉を詰ます。

 

詰んだら次の将棋に移る。

大天井や大底をつけた後

そこからは、また1(500)の損得にこだわる世界が始まる。

 

今は序盤か終盤か。

序盤は飛ばして、終盤のみ参加するのがおもしろい?

チャートが急角度を描いているところですな。