老子 62-2  この世の価値を超えたもの | たこなぐりの宗教ブログ

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宗教の古典の紹介
この世での生活状況

名前をつけることによって、区別し定義される。
役割とか有用性。
この世では重視される。

大きな国に皇帝が立てられ、大臣が任命され、玉や馬が授けられても、
「道」以上に善い提供物はない。
「道」は遠い昔から非常に尊ばれてきた。
どうしてかというと、求めないから、人はそれを得るのだ。
たとえ過ちがあったとしても、人はその報いから免れる。
こうして、「道」は天下で最も尊いものとされるのである。
*
 第1章
名無きは、天地の始めにして、
名有るは、万物の母なり。

選挙が終わるまでは混沌
内閣が出来て
首相が立てられ、大臣が任命され、
予算が成立し、税金がばらまかれても
「道」以上に善い物はない。

静けさの中での無為
眠っている人
起きている人間から見れば「何も生産していない」が。
本人は至福状態かもしれない。
寝るために、この世に出てきたわけではなかろう。
もっと働け、世の中や人様の役に立て。
これも正しいけど。発狂しまっせ。

現代は癒し系とかいって、何の生産物を生み出さなくても対価が得られる。
宗教と詐欺の時代か。
就職相談を受けた米長邦雄先生が、有望な職種としてあげていた。
加えて、ネイルとか耳かきマッサージや課金ゲーム?
管理人には理解できないカネの使い方。
バクチはやめれん人間に言う資格なし。

大臣になりたいとか、役職につきたい。
よい仕事がしたいのなら、誉められる欲求か。
自己実現とか自分探し。
紙に書いて、切り分ける(定義する)。
むかし民法でやった「種類債権の特定」みたい。
法律知識はこの世では重視されるが、
この世を超えた世界で役に立つか。