バガヴァッド・ギーター 3章-4  KK流の説明 | たこなぐりの宗教ブログ

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宗教の古典の紹介
この世での生活状況

肉体感覚にふりまわされ、この世(一部の世界、仮の世)に執着するのは、無明(智慧がない状態)が原因。
執着と我見(我あると思う心。我がものと思う心)を離れ、欲望の炎を静めよ。
仏陀の言うこと(離欲の功徳)を信ぜよ。

詩節29
本性たる自然のグナによって惑わされた人々は、グナの作用に執着する。全体を知る者は、部分しか知らぬ無知なる者を掻き乱してはならない。

詩節30
あなたの意識を自己のなかに保つことによってあらゆる行為を私に委譲し、切望と「私のもの」という感覚から解放され、その(迷妄の)熱から解き放たれて、戦いなさい。

詩節31-32
信を抱き、あら捜しをすることなく常に私のこの教えに従う人々、彼らもまた行為から解放される。
*
行為ってカルマでしょう。

しかし、あら捜しをして私の教えに従わない人々、彼らは、あらゆる知識について惑乱し、破滅するのが定めの痴れ者である、と知りなさい。

あとがき
宗教を信じない人たち。
「いいかげんなこと言っている」、「騙そうとしている」とか。
どうしようもない。

[参考] 目覚めの言葉「次第説法」

魂の目覚めの時に破すべきは
まず邪見なり
邪見とは
善因善果
悪因善果を知らぬこと

[中略]

次には我見を離るべし
我あると思う心を離るべし
我がものと思う心を離るべし