親友といっても大学に入学してからはほとんど疎遠になっていたから
おそらく会うのは5年ぶりくらいかな???
式は親族のみで行うということで
我々友人は二次会からの参加![]()
会場は東京タワー正面に位置する六本木ど真ん中のバー![]()
俺もそこそこ場数を踏んできたけど
これだけゴージャスできらびやかな二次会は見たことがない![]()
演出もプロが手がけてるんじゃないかと思えるほどの凝りようだったし
余興の景品も総額30万円はかけてること間違いなし![]()
さすがアイツの結婚式だと思いました![]()
今日、幸せになった男は俺が世界で一番劣等感を抱いてる相手です。
高校1年生の時に偶然同じクラスになり
そして偶然にも俺と同じ苗字ということもあり
すぐに仲良くなった俺たち。
学校内ではほとんど3年間毎日一緒につるんでいたし
互いの存在が良い刺激を与えていて
休み時間や放課後など授業以外の場において
競い合うように勉強に励んでいた俺とアイツ。
でも近くにいればいるほどわかったアイツの人間の器のデカさ。
アイツは生まれながらにして華やかな“勝ち組”の星のもとに属していて
何をやらせてもナンバーワン。
ちょっと苦手なことがあっても
二日三日寝ずに本気で努力して
あっさりカバーしてしまう。
たぶん完璧主義者で負けず嫌いなんだろうね。
それに顔立ちも整っていて
よくハーフじゃないかと尋ねられるほどの色男で
有名人に例えるとサッカーのイタリア代表トッティにそっくり。
そして俺の絶対的な強みである実家の財産面でも
アイツの実家はそれを遙かに超える資産家ブルジョア一族![]()
卒業式の日にアイツは自分の家に20人以上集めて
夜通し盛大なパーティーを開いたし
俺が二十歳でインテグラを買ってもらったとき
アイツはアウディを乗り回していたっけなぁ。
そんなパーフェクトなアイツには人望も自然と集まる。
先輩からも後輩からも先生からも一目置かれるスーパースター。
不幸にも同じ苗字を背負わされた俺は
圧倒的な敗北感と劣等感を味あわせられ
『同じ苗字の地味な方』と自分を激しく罵っていた。
アイツが陽の当たる道を歩めば歩むほど
俺はその影ばかりを追いかけるという悲しい現実。
そんな羨望に満ちた高校生活も終わり
大学へ進学し社会へ出れば
何かが変わると思っていた俺が馬鹿だった。
時を経て久方ぶりに再会したとき
俺は失恋ニートで、アイツは新婚税理士。
やはり人間は生まれながらにして与えられた“勝ち組”と“負け組”という運命からは
永遠に逃れることはできないんだと思いました。
これ以上自分を蔑むと泣けてくるのでここいらで止めておきます。
末永くお幸せに~
俺もいつか幸せを掴み取るよ![]()
それじゃ今回はここまで
また。。。

