ゴールした瞬間、センサーを越えて一歩で崩れ落ちるように倒れてしまいました。
2時間経っても膝から下が痺れて全く力が入らない状態。
ちょっと位置を変えたりするとつりそうな感じ。
最初はただの疲労だと思っていたのですが一向に回復せず、付き添ってくださっていたランニングクラブのコーチが交渉してくださって点滴を打つことになりました。
その時点で、既に2時間半が経過。
点滴を刺すのに1回失敗して、左手の甲に大きなアザが…。
点滴を打っている間、ものすごく寒くて医療用湯たんぽを3個抱えて震えていました。
最新式の体温計も体験。おでこにかざすだけで触れてもいないのに計測できます。つい欲しくなりました
そして、ようやく3時間半が過ぎた頃に支えられて立ち上がれるようになりました。
受け取ってきてもらった服に着替えて、救護テントを退出できたのは、運び込まれてから4時間になろうというところ。
救護テント滞在はギリギリでサブ4でした…。
原因は、脱水症状。
全てのエイドで取ったのですが、最初のエイドからほとんど飲み込めず2口くらいで捨ててました。
胃が気持ち悪くなって益々飲めず、口に含んで出してしまうことも。
ようやく飲めるようになったのは30km過ぎた辺りから。
時既に遅しでした。
今回は雨と風と寒さという異例の大会でした。飲めなくても大丈夫だろうと思ったけど、汗はしっかりかいていたようです。
冬でも脱水症状は起きます。
ランナーの皆さま、お気をつけください
というわけで、ブログを更新できる余裕なくホノルル滞在を終えました
回顧録はまだまだ続きます