太陽よりも まぶしくて
海よりも深く 月より優しくて
あなたの存在が愛しくて 僕は瞼を閉じ 夢に迷う

言葉は全て儚くて つぼみのままに 色あせて
何からあなたに伝えれば
何をあなたに伝えれば
この夢は覚めるというの?どうか夢よ夢のままに冷めないで…

七月の空は 雨模様
湿った風が 髪を揺らす
雨音に 負けるくらいの大きな声で あなたの事を振り向かせたい

8月の暑さがアスファルトを焦がす前に 蜃気楼に惑わされる前に あなたの気持ちを確かめたい 声を聴きたい 抱きしめたい…
あなたに会えない日々が苦しくて
あなたを想う日々が切なくて
僕は夢の中でさえ あなたのことを探してる…
ため息 からまわり 涙降る夜は 恋しいせいか イマがあまりに苦しいせいか あなたの事をよく思い出します

退屈な未来や 当たり前の日常が嫌で 這いつくばってでも前に進もうとする僕は何時しか あなたを失い一人になりました

あなたが好きだった、夏の始まりに咲く あの花の名前は何でしょう?
夜空を照らす 大輪のあの花の名前は何でしょう?

五年かかってたどり着いたこの僕を見てほしかったのは やっぱりあなただけでした、一番近くにいて一番傷つけてしまっていた あなたが 今では一番遠くて僕の声なんか届かないなんて なんて哀しく 切ないのでしょう…

あなたよ 花よ 五年よ 寂寥よ 僕は忘れない 名前なんか忘れたとしても あの時の あの瞬間の あの感情達を 絶対に忘れない…
…もう一度、あなたに会える機会があるならば 僕は きっとあなたを好きになる。

あなたの過去も未来も知らないし、触れたことも近づいたことさえないというのに、もう一度、あなたに会えたなら 僕はあなたを好きになる。

あなたとの離れ際、現状に踏みとどまろうとする足と あなたをつかもうとする手が 僕の心を締め付けた…歩むことと、立ち止まること どちらが前に進む道なのか、どちらが僕には大切なのか……

分かってる、分かってるさ

悩むことは答えになどならないこと、ピストルの弾でさえ 方向を定めなければ 前には進めないように 僕も導き出す答えをしっかりと早く方向づけなければいけないこと…

もう一度、あなたに会えたなら僕は必ずあなたを好きになる……
夏の匂いが 雨雲の中に微かに隠れてる
君にも届いてるのかな?

駅のホーム いつもの定位置 わずかな人の数
君のいないベンチはまだ ここにある…

並んで座って 弾んだ会話 はじけて消えた思い出
まるで、しゃぼんのように…
ベンチに残る 遠い遠い温もり二つ
一つは、イマを疑わなかった僕で もう一つは未来を疑ってやまなかった君

幾つ雨粒が このベンチに降り注いでも
やけるような日差しが このベンチを焦がしても
拭えない記憶や忘れられない思い出が2つ ここには残ってる

陽気な夏の匂いに誘われて 僕は ベンチから立ち上がり、また進み出す

過去もイマ 未来もイマ すべてが僕のイマを支えてくれているのだから…
気付いたら あなたには 彼とは別のあなたの場所があり 彼にはあなたとは別の彼の生き方があった…
あなたがくれる言葉の一つ一つを あの頃の彼は分かってたのかな?
あんなに苦しんで くやしんで 過ごした日々は こんなにも早く時間に中和されてしまうのかな?
お互いを傷つけあって 深い傷を二人で埋めあって生きていた二人、いまの二人があまりにも 傷が無くキレイ過ぎるから 僕は何だか 悲しくなるよ…
理想だとは思わなかったけど お似合いの二人だと思っていただけに 僕は 何だか 明日が不安にもなる…
あなたにも 彼にも伝えたいことがたくさんあるけれど、あなたは 今 どうしてるの?
彼は今でも たまにあなたの影を探してるよ…
電車に乗ると思い出す 久しぶりに会いたいな あの頃の二人に会いたいな…
雨が嫌いな僕は 雨が降る度に思い出すことがある…

「雨は嫌い、でも傘をさして歩くのは好き、傘の中は濡れないし、あなたは大抵 傘を持ち歩かず 雨が強くなると私の傘にはいってくるから…」
あれからも 僕はずっと雨は嫌いだけど 傘だけは好きになれた…
あなたと離れ一年が経ち最近 思うんだ、あなたがいたから好きになれたものが、たくさん この世界には溢れてるって事…
今日も雨が降っているけれど 傘があるから 歩いて帰ろう いつもより 少し遠回りでもして 歩いて帰ろう…
ねぇ 咲かない花の美しさは?
小さく輝く小さな星の輝きは?
大ざっぱな僕はどうやったらきづけるんだろう?ただ 泣き止まないあなたの涙のワケが 今の僕には分からない…
ただ 黙ったまま立ちすくんだあなたの背中を 今の僕には抱き寄せる勇気もない…
せめて 僕の気持ちだけは届いて欲しいと、大げさに笑い 大きく泣く…
せめて あなたの痛みだけは感じていたいと、腕をつねり 胸に穴をあける…いつか 花が咲くように、いつか 星が流れるように 僕はあなただけを見つめている…僕は あなただけを見据えてる…
黙って見上げた空が 暗すぎて語りかけてしまう
言葉にできない想いは生きてはいないのかな?
悩んだり 苦しんだり そのたびに 僕は友や恋人に優しくなれるけど 本当に相手を思うなら 相手が強くなることを願うなら 優しさは必要ないのかな? 見守るってことこそが強さだったりするのかな?
語りかけた空は無愛想で 僕は黙って空から目をずらし、あなたをそっと見つめてしまう…




…矛盾に咲く花よ 僕は知っていたんだね どんな苦しみもしがらみも あなたと出会えた事で意味を持ったこと 優しさも儚さも 寂寥も痛みもすべての答えは あなただって事を…
大丈夫だよ、僕は君が思っているほど弱くはないから…
まだまだ笑えるし 涙もこぼせるし 悩んだり 歩いたり時に走ったりと 日々変わらずに前に進んでいるはずだから大丈夫…
心配なんかいらないさ ただ あなたの前だけではちょっと甘えてしまうだけ
その瞳に吸い込まれると そのまつげを見つめてしまうと その唇の動きをおってしまうと 僕は自分を繕えず 甘えてしまうだけさ
だから、そんなに心配そうな声をださないでおくれ 首をかしげないでおくれ 僕は君が思うほど弱くはないんだから…
僕はポップなヒーローなんだろう?
悲しみをガハハっと笑い飛ばし 子供を守り 愛嬌とバイタリティーを胸にかかげ 愛しき人に微笑みをおくり続け バイクにまたがり 笑い声と共に現れる 天真爛漫ポップなヒーローなんだろう?
…僕は大丈夫さ、君がそこにいる限り 僕は生涯負け知らずのポップヒーローでいられるから…
眠れない夜には僕が話をしよう
君が聞いたこともないような まだ知らないであろう色とりどりの世界の話を聞かせよう
寝付けない夜には僕が子守歌を歌おう
雨音が奏でる音に詩をのせて まだ君が聞いたこともないような優しい詩を伝えよう
幾億の星の輝きが ほら 幾千のネオンの瞬きが 君を包み込んでいくだろう
価値なんていらない 意味なんて なんてつまらないものだろう
さぁ‥名前のない星を探しましょう
影のない月光を浴びましょう
二人で暗闇のかくれんぼでもしましょう
千の夜には 万の夜の過ごし方を 君だけに贈ろう…