一年ぶりにあった君は
あの頃と何もかわらず
愛おしくて 僕は口数が少なくなってしまう


さっきまで、あんなに遠くに感じていたのに
今は こんなに近くに感じるのに

それでも二人の距離は 未だ遠く 僕は君に触れられない…
君に触れることが こんなに怖いものだなんて

君としゃべることが こんなに苦しいものだなんて

僕は今更ながらに実感してるよ

君の心の中を知りたくて
僕の心の中を知ってもらいたくて

僕はぎこちなくしゃべってしまう

時間は流れ 二人は離れ
別々の道歩いてたけれど

今は


時間がとまり 二人は隣り お互いの道が交差しようとしてる

僕はここにいるよ
君もここにいるね
二人はどこにいく?
二人はどこへいく?
君よ どうか幸せに

誰かの胸の中で 安らかにおやすみ

僕も そっと眠るよ
叶わない想いと共に…


夜は悲しみ不安を募らせるけど それでも 僕はいつか眠りにつく

月の健気な光に抱かれ
深い寂寥も 透き通るような涙さえも
全て夜に 包み込んでもらう 忘れてしまう…

秋風 肌寒く 香る金木犀
今宵のしだれ月は 誰の悲しみか 誰の思い出か…


君が笑った 君が泣いた
君が怒った 君がそこにいた


それだけが 生きるということで
それだけが 全てだと信じて疑わなかった

ありふれた日常の美しさや大切さを 僕は忘れてしまってた 覚えていなかった


花よ その儚さが…
月よ その柔らかさが…
風よ その意地らしさが…
人よ その醜さが…


こんなにも 素晴らしいものだなんて気付けないでいた 今さらになって思い出した…

君よ どうか幸せに…
誰かの胸の中で 安らかにおやすみ…
男らしく 女らしく
ありたい そうでいたい

若い子には夢を見せ

涙は流さず笑い泣き

誰より強く 誰より弱く

生きてることをヨシとして
死にゆくこともヨシとして

日溜まりのように暖かく
木漏れ日のように優しく

野道に咲く ひまわりのように
心は真っ赤な薔薇のように

何事にも初心を忘れずに
何事にも責任を念頭におき


お金はなくとも 情をもち
何はなくとも 夢をもち

大きな信念と小さな決意を内に秘め

生涯を通して 人生を生き

愛を知り 愛を学び

親を敬い 女性を慈しみ

時には がむしゃらに
時には 慎重に


僕はありたい そうでいたい…
日溜まりあふれる並木道

あなたも違う誰かと歩き あの頃みたいに手をつなぎ 微笑みあう

そんなあなたを 今はまだ 見たくない


二人好んで座ったあの席で あなたは大好きなミルクティー 熱いのを頼んでおいて 猫舌だからなんて おしゃべりがとまらない そんなあなたがすごく好きで

あなたの小さな肩も 細い腕も

今思えば 誰よりも大きくて

僕の悲しみも愛しさもなにも言わず うけとめてくれてたんだね

何かを失い戻れるのならば…

誰かを傷つけ戻れるのならば…

僕は戸惑ったりなんかせずに 今ならすぐに答えをだせるのに…


あなたのいないあの席で

普段は頼まないミルクティー

小さな期待は大きな悲しみにかわっていくことなんて分かっているのに…


神様なんていないことも知っている

傷つくだけだってこともわかってる

それでも 僕は二人好んだあの席で

今はおしゃべりのない静かなあの席で


道行く人並みを眺め ミルクティーが冷めるのを待っている…待っている…
ゆっくり進む足跡
息つく間もなく流れる時間

人生は 足早で打算だらけの偶然だけど やっぱり素晴らしかったりして ふとした瞬間や つまずいた時なんかに 気づくことや学ぶことがおおくて 面白くて 僕は人生をやめられない


時の流れよりもはやく

光よりもはやく

何よりもはやく


僕は瞬く流星になりたい
アスファルトだらけのジャングル
四角い雲に 灰色の空…

囲まれた世界で 君は何を見つめてたのかな?
君はなにを求めてたのかな?

どんなに君の真似をしても どんなに君に近づいても 縮まらない心の距離は まるで磁石の同極のようで

歯がゆくて掴んだ僕の胸は自分でも驚くほどに空っぽで 見上げた空におちていったんだ 吸い込まれていったんだ…

僕はピーターパンではないから空も飛べやしないし
ロマンチックな魔法もわからないから君をつかめない
だけど 君は まさにティンカーベルのよう 気まぐれに舞い 少し気が強く 笑った顔が僕にはとおすぎて、眩しくて 悔しくて…


落ちていった空の中で

それでも 僕は
飛ぼうとしたんだよ 叫んだんだよ 君に近づきたくて 見つめていたくて 苦しくて…


はじまりも おわりも分からない この感情の高鳴りが

アスファルトに囲まれた四角い無機質なこの空が

本当はネバーランドなのかもしれないね 僕が気付いていないだけなのかもしれないね


まるで 君はティンカーベルのよう…

まさに 僕は… つまり僕は… だから 僕は…
久しぶりに仕事で失態をおかしてしまった…

かなり落ちる 深く落ちる

考えても 悩んでも答えなんかでないことも分かってる

誰かに相談しても 愚痴をこぼしても 何もかわらないこともわかってる

悩むこと自体が答えになるのだろう…
考えるこむこと自体が先に進むための手段になるのだろう…


こんな時だけ、人の温もりや優しさを求めてしまう 自分本位な僕は…

こんな時だけ、誰かとのつながりを確認しようと惨めにもがく 弱き僕は…

だから 一人なのでしょう…
だからこそ 一人なのでしょう…


弱さを克服したい 誰かと一緒にいれるくらい強くなりたい 見栄や意地じゃなく本音をぶつけ あまえたい …


今日の失態を繰り返さないこと 落ちるまで落ちてひきずらないこと、これが僕の学んだこと…
風をあげましょう

星をあげましょう

この世界は 綺麗だから
それをあなたに伝えたい

空を泳ぎましょう

海を飛びましょう

当たり前なんて 壊してしまえばいい
答えなんてどこにもないのだから


love songだけ歌いましょう

love letterだけ送りましょう

たとえ ありふれた言葉だとしても あふれる想いがそこには、募っているでしょう…


世界はかわらない、たとえば僕一人が夢見たところで何もかわらないし、動かない…

それでも僕はかわらない世界の中で少しでいいから 自分自身からかえていこうと思う…


たまには 雨にうたれましょう

たまには 大地に寄りかかりましょう


角度をかえてみれば かわれる何かに気付けるかも…わすれた何かに気付けるかも…
膨れ上がったお腹を見つめ…

あなたは 云う

…赤色の糸ってあると思う?
…私は あると思うのよ、運命とか奇跡とか 偶然っていう枠組みは全然わからないけれど 赤色の糸ってのは あると思うのよ。 だって ほら おなかの中のこの子は 私たち2人の細胞でつくられていて 流れる血液は太陽よりも真っ赤な 運命の糸でできてるじゃない…

膨れ上がったおなかを見て 僕は思う…


僕らは 生きているだけで幸せなんだな、長生きしてみるってのも まんざらでもないのかな、と…
大丈夫、からっぽじゃないよ、大丈夫…

君には帰ってくる場所があるでしょう?
君には待っている場所があるでしょう?

僕は…

着飾っている君が好き

髪の長い君の方が好き

爪の綺麗な君が好き

君はからっぽなんかじゃないよ、僕は君が育んできたセンスが好きなんだ。


君には帰る場所があるでしょう

君には待っている人がいるでしょう


もしも 君が辛いなら 悲しいなら 苦しいならば、

君のいまを 全く知らない僕は
全く知らないからこそ僕が
とりあえず君を笑わせましょう
かならず君を笑わせましょう…