シロ…


僕は弱く 君も弱い


それでいい それだけでいいんだよ


背伸びなんかしなくてもいいんだ


僕らは弱いから 互いの手をつないでいよう


君一人くらいなら


笑わせてみせる


君一人くらいのためならば


僕はヒーローになれる


君がどれだけ変わろうと

僕は変わっていない 揺らいでなんていないから


君をシロにかえてみせる…


ねぇ、シロ…少なくとも僕の世界は


君がいないと色がなく 味気ないんだ


君の色が必要なんだよ


ソコカラナニガミエル?


…いや、違う…僕が本当に聞きたかったのは…


ソコカラボクガミエル?

ボクハキミカラノ手紙ズット マッテタヨ…
君はシロで 僕はクロ


僕はやっぱり赤いサンタクロースにはなれないみたいだね


お揃いでそろえた片方ずつのemのピアス


君が好きだったISSEY MIYAKEの香水


二人で良く食べに行った渋谷のモンスーン


今頃になって僕は思い出してしまうんだ…


君に届かない手紙がたまっているよ


君に伝えたい言葉が溢れているよ



背の高い女性が好きだった僕


胸の大きな女性が好きだと言っていた僕


ロングのローレイヤーが好きだなんて思っていた僕は…もぅ いないんだ


そんなカテゴリーなんて馬鹿らしくさえ 今なら思えてしまうんだよ…



君が好きだと言ってくれた黒く長い髪


君だけが気づいてくれたタバコの吸い方の癖



ライダースもサングラスも 君が好きだといってくれた僕は ここにいるよ…


何も変わらぬように あの時 あの瞬間のままでここにいるんだよ

もしも 時間が何かの間違いでさかのぼったのならば…

2006・12・ 24


六本木ヒルズの映画館


君の隣の席に僕は また座ってもいいですか?
全てを投げ出せなくて


不安定な足場や見えない未来が不安で


僕は理由をあれこれつけて君から逃げ出してしまったんだね



ちょうど一年前くらい はじめて君を抱いたベッドの上で僕は 独りよがりな言葉を天井に投げかけ眠れぬ夜を過ごしているよ


諦めるじゃなく 忘れるじゃなく



僕の胸は後悔で一杯なんだ


あぁ 離れていく君から目をそらしたのは僕で 繋いでいた手を放してしまったのも僕なんだ


…そうなんだ、逃げ出したのは僕で 悪いのは僕なんだ


胸に大きな穴をあけてしまいたい


心に厚い壁をつくってしまいたい



君が流してきた涙の重さも知らないくせに


僕はワガママに 君を追いかけてしまっていたんだね


傷つけることしか出来ない僕が君のために出来ることは ただひとつ ひとつしかないのだろう…


分かっているよ 君の声を聞けないように耳を塞ぎましょう


君と目が合わないように瞳をとじましょう


君のために 君から離れましょう


……せめて願うよ、夢を見させておくれ


仰向けで見上げた天井を貫いて 夜空に僕だけの星座をつくりましょう


君が笑っているように星と星をつなぎましょう…
数多輝く星空の下


あなたに出会えたのは偶然でしょう


あなたの言葉に触れられたのは奇跡でしょう


ミルクティー…桜いろ…恋の唄…


あなたが見ている世界


あなたが感じている世界が


あまりに僕の世界と似すぎていて 僕は思わず目を疑いました


同じ月明かりの下


同じく夜の帳で


僕らの小さな鼓動のリズムは重なり 出会えたのでしょう


あなたから溢れた言葉達が差し出してくれた右手

僕から生まれた言葉達が差し出した左手



繋がれた些細な偶然に僕は 感謝しています 驚いています



あなたは

ありがとうとさよならも


黒と白も 海と空


幸せとため息の違いも知っていますね?


広い宇宙の 小さな星で

小さな言葉がつくる大きな思いを求め


僕は今日もあなたの言葉を探しにいきますね


月明かりが照らす あなたの思いを見つけにいきますね。。
この心地よい風の名は?

あの和らげな日だまりの名は?


心満たされ流れ出るその涙の名は何という?


思い出ぽろぽろ 花しぐれ


打ち寄せる波の歌


数多に輝く星の歌


心に残りし子守歌


あなたの歌はどんな歌?


茜色 桜色 薄紅色に 群青色


何より白き雪月花


あなたの色はどんな色?


隙間風 向かい風

背中を包む旋風


あなたの風はどんな風?


コスモス 紫陽花

金盞花

胸に咲くのは 菜の花よ


あなたの花はどんな花?


心のままに あるがまま

あなたの心に吹くように

つなげる思い 言葉遊び

あなたにきっと届くだろう…

あなたもきっと届くだろう…
あるゆる行動に意味があると


感情論だけじゃ物足りないんだと


あなたは良く口癖のように言っていたけど



あなたの温もりは それ程 論理的で冷たいものではないさ


むしろ直感的で僕をよく驚かしたものさ


愛に形なんてないさ 優しさなんて何の役にもたたないだろうと あなたは繰り返し呟いていたけれど


道端に咲く花を掴むあなたの右手は 愛しさに包まれていただろうよ


愛も夢も全てが形にかわる 手に入れやすい時代だから


あなたのもつ繊細さが 僕には不安定で儚く綺麗でまぶしく見えるんだ


僕に強がりなあなたの瞳があったなら


世界は一人ぼっちじゃないだろう

虚しくもないだろう


こんな風に誰かに自分を重ねたりはしないだろうよ



たまにこぼれる あなたの弱さや


クシャクシャにして笑うあなたの笑顔が



今の僕には愛しすぎて…

あなたのレンズごしに見る僕は

どんな風に見えるのかな?


どんな風に笑ってるのかな?


…美しくと あなたが鏡に問いかけていた姿を思い出す


勝ち負けのない世界で 美しさなんてどこに在るのかな…
どれだけ 勢いをつけても飛び越えられない壁もあるし


僕らはずっとは走り続けることなんて出来ない


息切れして 手足がそのうち動かなくなってしまう



あなたに追いつきたくて

あなたをつかみたくて


僕は走りだす それでも僕は走りだすんだ



たとえ あなたとの距離がどんなに遠く離れていても


僕はあなたの背中を覚えているし


僕はあなたの香りを覚えている


僕はあなたの歩む少し未来ならば見当がつくんだ


たとえあなたの歩幅が僕より速く

あなたに全く追いつけなくとも


僕の歩む道があなたの歩んだ道であれば それでいい


それだけで僕は報われるんだ


僕の見つめる先 あなたの歩む未来が晴れるように


あなたの歩む先に 少しの悲しみと大きな幸せが溢れているように


あなたを包む曲が 今でもかわらず


アーチージェームスであればいいと


今日も歩きながら時に走りながら 僕はあの曲をまた聞いてしまうんだ…
道に咲いた花よりもたくましく


舞いおちる白い結晶よりもやわらかく


あなたは僕の胸に咲いています


そんなあなたの忘れられない名を呟きます


答えのない 愛しいその名を噛み締めます


瞳の奥に残る景色は 目の前の青い空ではなく


あなたの微笑む顔

泣いている顔ばかりで


あなたとのたくさんの思い出は形をなくし溶け出して


僕の中に溢れてます


どれほどに どれくらいに

夜を指おり数えれば


溢れ出した あなた一つ一つが僕の中から薄れていくのでしょう?


わだかまる願い 切なる思いを


不器用な僕は言葉には出来ず瞼を閉じてしまいます…


瞳を閉じて頬をながれ出した
言葉にならない感情達が


道端に咲く花になればいい


舞い落ちる白い結晶にでもなればいいと



心から心から思ってしまいます


僕はまた

答えのない あなたの名を呟きます


僕はまだまだ

温もりのない あなたの名を囁きます


…諦めの悪い僕は耳をふさいであなたの声を ひろい集めようとしてしまいます…
僕は君に何ができたのかな?


君と働くようになって、たった2ヶ月…離れていく君に何を伝えられたのかな?


言葉をナイフにした日もあったし


心を鉄のかたまりにして怒ったこともあった…



僕は迷うよ、正直わからなくなってしまうよ


向上心を持つように

自分自身が成長、進化するように


自分の欠点を認め克服するよう努めて来たけれど…


僕には あまりに欠点がおおすぎて


上手くいかないことばかり溢れいて


一体どうすればいいのか…

何からなおせばいいのか…

迷ってしまうよ、わからなくなってしまうよ…


僕が もっと大きく大きくならなければ…


繊細に過敏にならなければ…


もぅ二度と後輩達の涙なんて見たくはない


もぅこれ以上、僕は自分自身に甘えてはいけない


自分の不甲斐なさで離れていった後輩たちよ


申し訳ない、僕はお前たちの分まで絶対に大きく繊細に強くなるからな…
白い季節 あなたを思い出します


かじかんだ手を互いであたためあった日を思い出します



雪解けのように蒸発してしまった あの日々は

おそらく、もう戻れないのでしょう


苦しむことも 絡まった思いも

不思議なもので慣れてきてしまっていて



あなただけと


あなたしかと


見上げた空の色さえ

今は薄れぼんやりしてきていて


余計に僕はひとりぼっちなんだと思ってしまいます…

いつからでしょう?


背の低いあなたを探すのに諦め、空ばかり見上げだしたのは…


いつからでしょう?


携帯に詰まったあなたからの過去の言葉達を読み返さなくなったのは…



今でも

会いたいけれど

今の僕じゃダメな気がしてしまいます


白い季節 寒空の下

あなたにメールをつくります


何百通 何千通

あなたに送れない言葉たちを


見上げたそらに送ります…