よく響く あなたの高い声が聞きたくて僕は耳をふさぎます


まつげの長い 少し目尻があがった瞳を見たくて僕は瞼をとじます


華奢な細長い指に もう一度この手をからめたくて僕は拳をつくります


小柄な胸や 小さな肩 いつでも僕を待っていてくれた返信メールを


今一度 見たくて今日も僕は眠りにつきます


過ぎ去りしあなたは 予想以上に僕の日常に残っていなくて


何でもない毎日に あなたを見つけられず僕は思い出の静寂にあなたを探すため眠りにつきます



夜よ 負けないで 朝に負けないで

どうか、このまま永久(とわ)に あなたの横で…
さぁ 飛び出すときだよ

今が そのタイミング これ以上 今以上なんて もぅ二度とないだろう


ためらわないで 怯えないで


あなたの翼は どこまでだって行けるさ


落ちるだけ 落ち込んだって 空の高さなんて変わらないものだから


はばたいて 飛び出してよ

境界線なんてものは 一瞬で 呆気なく瞬きしてるうちに飛び越してるだろうから


助走をつけ 余韻を響かせ


はばたいて 飛び出してよ

もう 言葉はいらないよ


あなたの軌道だけが 全てを語るから



大丈夫、心配ないさ


あなたの翼が見えなくなるまで 僕はこの場所から見守っているよ


さぁ蒼いそらにとけ込んでおくれ


恐がらず茜色の太陽に飛び込んでおくれ


時には漆黒の空を旋回するのもいいだろう



あなたの翼は あなたが思っている以上に健気で美しいから


飛び出してごらん


はばたいてごらん


僕は そんなあなたが見たいんだ…
あなたの熱い手で


僕を離さないで


過去も 悲しみも すれ違いも 全てを焦がしておくれ


運命だなんて いいわけもできないくらい きつく 強く抱きしめてくれないか?



あまりに言葉は無力で 心は不透明すぎるから


愛も 恋も 間違いも


全て 迷いのあるもの全て

あなたの熱い手ではなさないでおくれ



夜もあなたといれば


寂寥もあなたの腕の中にいれば


涙も 笑いも あなたに包まれていれば


僕は何からも逃げはしないし 離れたりしないから


あなたの熱い手で


僕を離さないで


狂おしいほどに口づけがしたいから


馬鹿な僕がこれ以上なにも望まぬように


きつく 苦しいほどに抱きしめて


僕の自由を遮ってくれないか


あなたの腕の中で


眠りにつけるのならば


僕の夜は もう、覚めなくてもいいのだから



あなたの熱い手で

あなたの熱い口づけで


僕を離さないで 何も話さないで 僕を放さないでくれないか…
眠れない夜にあなたが思い描くのは誰ですか?


理不尽に朝が近づいてきたとしても

瞼に焼き付いて離れない人は誰ですか?


忘れられない人がいるならば


愛を求める人もいるならば


それだけで

たとえ上手く全てが実らなくても

誰かいるならば それだけで

愛や恋に少しでも触れたのだから それだけであなたは幸せですよ


僕は卑屈で全てを欲しがってしまうし よくよく誰かに嫉妬してしまうけれど

愛しい人との口づけが

恋しい人との温もりが


今でも色あせず残っているから、まだまだ強がれます


何もない手のひらを見つめ


何もないからこそ何でも出来るんだと思えるように 思うように 僕は太陽に手を透かし


未来とか明日だとか


理論とか知識だとかに


捕まらないように はまらないように気をつけて あなたにも手をかざします

愛しい人は誰ですか?

恋しい人は誰ですか?

忘れえぬ人は誰ですか?

僕があなたの そういう人であったならばいいのにな…
ありふれた映画を見て


あふれだした僕の感情は

透き通るような青き空に漂うよりも


今は懐深き夜に抱かれている方が好きで


夜に咲く花こそ 愛おしく
大輪よりも一輪こそが 恋しくて

僕は知る

花の儚さを 花のたくましさを

それぞれの花の美しさを…


もう少し抱きしめてもいいかい?


あと少し見つめていてもいいかい?


あなたの残像が いまも胸に揺れているから


あなたの言葉が 今も心に触れているから


ありふれた感情が 言葉にならず この胸でかわらずに悶えている 漂っている


答えなど求めてはいないし


ましてや、時間に頼る気もないけれど


ゆれる たかなる ゆらぐ

ガなる うねる ツラなる

もがく はじく そまる

はねる ながす かれる




幾千の感情が 言葉を失い


僕の小さな体から溢れだしてしまう…
忘れられない人はいますか?


薄れない感情がありますか?


心の奥に咲いた花は

あなたが育てた心の花は

誰しもを魅了し 優しい心を咲かせます


あなたの言葉は届いていますよ


あなたの唄は聞こえていますよ


例えば、あなたが僕をみてくれるのならば 僕はこのまま時間さえも止めてしまいたい…


あなたの心に咲いた花は とても美しく美しい…


そして、

忘れられない人がいるからこそ

薄れない感情があるからこそ


あなたは やはり美しいんだ…
ミラーボールから光が溢れて

フロアに妖しげな色を降らせている


僕は どれくらい踊り続けるんだろうか…


何百人という波にのまれ アルコールとニコチンに感覚を痺れさせて


僕は いつまで踊り続けているんだろうか…


ターンテーブルからのコミュニケーション


薄紫色のスポットライトに照らされて


僕は僕を忘れ フロアの真ん中で殺伐と混沌の中に溺れてるんだ


何も考えたくないのに


それでも何か考えてしまう…


世界のはじまりの音を知りたい


世界の終わりの音も知りたい


まだまだ僕はおわらない

音は 途切れることなく続いてる


ミラーボールを見つめながら 働かない脳細胞を最大限に奮わせながら


僕は今年も踊り続けるんだ


強くなるため 僕は自分を刺激し続けるんだ


ミラーボールがまわってる

スモークが視界をとざしてくれる


スポットライトが待っている


僕は まだまだ踊ってる

僕は まだまだ終わらない…
遠く異国の空の下では 今でもマシンガンが降りやまないという


日いずる国では誰かのため 今日もアスファルトに涙が降っている


親をなくし 子をなくし
生きていく者


親をのこし 子をのこし
死を選ぶ者


運命だとか タイミングだとかそんなもんじゃなく


正義とか愛だとか そんなもんでもなく


僕は何かを失っている気がしてしまう


東の空で今日も星条旗が赤く揺れていて


西の空では悲しみが沸点を超えようとしているのにも かかわらず


僕は何もしようとしない

ブラウン管を眺めるだけ ただ空を見つめるだけで…僕は やっぱり何か失っている気がするんだ…


最近、独りになって気付くことは

僕は決して世界中の悲しみを背負っているわけじゃなく


ほんのささいな不幸せに酔いしれているだけだということで…



いい加減 甘えて生きるのはやめようと思う



世界とか平和とか 明らかに今の僕にはキャパオーバーだから、まずは 僕の周りにいてくれる人達に言葉だとか会話ではない 表現方法で話しかけてみようと思う


そして 誰かのハーモニーや アンサンブルの中に
失っている何かを捜してみようと思う…
花よ 小さな花よ


あなたは とても綺麗でした


僕らは 何も間違ってなんかはいませんでした


風に戸惑い 雨に流され

弱すぎた僕と幼すぎた花

それでも僕は 小さな花が好きでした


それでも僕は 花の色や香りが好きでした



世間の風は冷たいです


うまくいかないことだらけで頭が痛いです


花よ それでも負けないで もっとおおきく咲いてください


花の美しさをまわりにいる大切な人達にもみせてあげてください



花がそこに咲いているだけで僕が救われたように


小さな花よ 謙虚にならずワガママにもっと大きく咲いてください


僕は もう見守ってあげられないけれど


花よ泣いてください


どうか笑ってください


もっと 大きく咲いてください


もっと もっと大きく咲いてください


花よ それでも後ろをあまり振り返らないでください


花の見つめる先が未来です


たとえ 目の前が暗闇に思えたとしても 誰かが灯してくれる明かりが どこかにあるでしょう


気付けないのならば 夜になる前に眠りについてしまえばいいんです


花よ この世界は やっぱり美しく


人生は素晴らしいものなんです


千の別れがあるならば

千と一の出会いが 花には待っているはずです


花の優しさを僕は誰より知っていますが


花の苦しみを僕はあまり分かれませんでした


花よ 優しさは時に苦しみを生みます


苦しみがあるからこそ人は優しくなれます



願わくば花よ これからは もっと自分の言葉を伝えてください


大丈夫 花の言葉は美しいです


花が必要とする人ならば その人も また花を必要としています


僕は 花に教わりました

優しさだけが愛じゃないと


前に進むためではなく とどまるためにも力は必要だということを


小さな花よ 僕は強くなります


今より もっと強くなります


だから 花も大きく咲いてください


今より もっと大きく咲いてください


愛しい花よ さようなら



いままで本当にありがとう…
あきらめるわけでもなく

胸の躍動が弱まったわけでもなく


僕はあなたから やっぱり離れることにします


何かを決意するのにはいい日なのかもしれませんし


二人にとっても特別な日だったですしね



あなたに会うことは もう二度とないのでしょう…


それでもあなたを忘れることもないのでしょう…


こんなに気分が下がる日のはずなのに


街中が滑稽なほどに賑やかで 月があんなに綺麗だから



僕は ついつい笑ってしまいます。。


あなたよ、本当にありがとう


身勝手ながらも、あなたのおかげで僕は僕のことを良く知れました



運命でも偶然でもなく 僕らの出会いと別れは生まれるべくして生まれたものなのでしょう


僕は受け止めます


あなたの考えも


運命も偶然も


全部受け止めて前に進みます…


…地平線の向こう側 夜の終わりから

わずかながらジングルベルが聞こえます



メリークリスマス…


あなたよ


メリークリスマス…