本日ふたつ目の記事は、
いわゆる「『中年の危機』からの脱出法」について、
書いてみたいと思います。
中年の危機とは、40歳前後に訪れる、
これまでの人生を振り返り、
心に大きな迷いや後悔が生じて、
うつや体調不良などになるといった症状の総称で、
”ミッドライフ・クライシス”とも呼ばれています。
私自身もここ数年、
体調不良や人生の仕切り直しなどが、
数多くありまして、
いろいろと考えさせられる時期でもあったのですが、
これってもしかして、
"中年の危機"だったのか~、と
遅ればせながら、今ごろ自覚に至りました。
その自覚症状としては、
「今までの仕事に飽き足らなくなる」、
「うつのようなやる気の出ない状態になる」、
「八方塞がりのような心理状態になる」、
「とにかく疲れた状態が続く」、
などですが、
これも今その状態を脱したからこそわかることで、
渦中にいるときは、わかっていなかったんですね。
まずは、自分だけはそうならないと思わずに、
自分が中年の危機に陥ったときの対処法として、
以下の準備と心構えをおすすめいたします。
①「助けて」と言ったとき、手を差し伸べてくれる
人的ネットワークをつくっておく
とりわけ「みんなが通る道だから、大丈夫、安心して」
と言ってくれる人生の先輩がいたら、ベスト
②そして、20代や30代の頃、忙しかったり、
お金がなかったりしてできなかった、
ずっとやりたいと思っていたけどできなかったことを、
これからは我慢せずにやっていく
③メンタルを鍛えておく
④できるだけ”楽観的に生きる”と決める
⑤夫婦仲をなるべく(笑)、良くしておく
⑥ひ弱な人(私のことです(笑))は、身体も鍛えておく
とくに、これまで主婦メインで来た女性は、
ご主人が仕事で忙しくなったり、
子供が大きくなってくると、
突然、連続して夕食ドタキャンの連絡が入り、
予定外に、
ひとり寂しく家で夕食を食べる、
などという望ましくない非常事態も起こり得ます。
そんなとき、桐野夏生さんの小説の主人公のように、
家を出て、「主婦やめま~す」とできればいいのですが、
(桐野さんの小説はもっとずっとハードボイルド&シリアスです、念のため)
大概は、自分が我慢して我慢して終わり…となりがち。
でも、我慢は”中年の危機”の諸症状を
悪化させるだけですので、
これまで家族に尽くしてきた女性こそ、
「これからは自己中心的に生きる」と決めてください、
もちろん平和的にですよ(笑)
一方で、仕事、仕事で忙しくしてきた人は、
趣味サークルや習い事などで、
新たな自己表現の手段や、
仕事とは違う人脈を発掘する。
年齢の違う人々の集まる
利害関係のないコミュニティ参加や
秘境などへの旅に出るのもいいですよね。
私が個人的に素敵だなと思うマダムは、
家族や仕事をまっとうして、その上で、
旅や創作など趣味を謳歌して、
きらきらと輝いています。
そんなマダムに近づくためにも、
誰にでも訪れる”中年の危機”対策を
しっかり立てることが大切、だと痛感しています。
よかったら、みなさんのご感想、ご意見を
お聞かせくださいね
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