ハマスの人質事件により、ガザ地区ではイスラエル軍による攻撃が続いています。
この地域(中東)でのイスラエル対パレスチナの紛争は長く続いています。
欧米の取った政策が大きく影響していると思います。
古くは映画になった「アラビアのロレンス」からです。
そして、ナチスドイツによる「ホロコースト」も大きな影響を残しているようです。
アメリカでは共和党であっても民主党であっても「ユダヤ票獲得」のために「ダブルスタンダード」が今も続いています。
今回の場合は、今まで言われてきた歴史などだけではないように思います。
イスラエルのネタニヤフ首相が汚職事件の被告だからです。
その裁判が続いています。
良く言われてきたことに「内政での批判」を逸らすために「外敵を作る」ということがあります。
今回の場合もハマスの攻撃はネタニヤフ首相にとって「ラッキー」なことだったのかもしれないと私は思っています。
二つ目にイスラエルにおける歴史の授業です。
「ホロコースト」を学ぶことが重要視されているそうです。
「ホロコースト」があって、現在の地に「イスラエル」という国家を創ることが出来たのだと…。
そして、イスラエルを国を守ることが一番大切だという授業のようです。
守るためにはガザ地区の幼い子どもの死など問題ないという考えの人が8割に達しているそうです。
その反面、ガザ地区で亡くなった子の写真をSNSに挙げたりすると、まるで「非国民」というような目に遭うのです。
逮捕、拘留など…。
戦争反対など言えない状況だそうです。
言えば逮捕、拘留が待っており、拘束が解けて職場復帰をしても、歩いているだけで子ども達に叩かれたりするそうです。
その映像を見て私は恐ろしかったです。
イスラエルは民主主義のはずですが、今や民主主義と離れてしまったようです。
イスラエルの国民は知らないのでしょうか。
ヨルダン川西岸への入植は違法だということを…。
アメリカでさえ認めていないということを…。
ハマスが力を得て、ガザ地区での人気が出たのは、ヨルダン川西岸へのイスラエルによる入植が始まってからなのだということを…。
和平のためにすべきこと
①イスラエルの入植したヨルダン川西岸からの完全な撤退
②ハマスの武装解除
③アメリカのダブルスタンダード撤廃
④国連職員の完全なる中立を確立
④くらいしか出来そうにありません。
この火種が周辺の国へ飛ばないことを祈っています。
これ以上、犠牲者が増えないことを願い祈っています。