ワニには2種類のタイプがいるという話しをしました。あれは忘れて下さい。それにしても、類は友を呼ぶとは本当のようです。毎日が陽気な梅雨前、クラゲのような私ともう一人いたような、ギター1本とニンジン2つ、そして、私達は近い未来、違う道で大成します。なんでも、吉野氏に物乞いにきた女性は数年後、映画雑誌に載っていたそうです。物乞い時代は約2年、車の中で生活してましたが、失敗は成功へのプロセスの一部です。彼女は頭を丸め、不死鳥のように蘇ったわけです。もっとも私は、よく勘違いをされる人間なのでしょう、そのおかげでいろんな人と遭遇してます。サウナでは、ゲイに塩を塗ってもらい、おとり捜査官には、コブラーツイストと逆水平を教えてもらい、白装束の人には、崇められました。周富徳には、怒鳴られましたが。良い大人は、抜本的な計画を立て、堅実的な生活をします。アーティスティックな言い方をすると、「単純作業に祈りを込める」です。たまに人生に疲れたら、クラゲになってみてはどーでしょうか。運命的な出会いがあるかもしれませんね。

千石先生

私は、酒の力を借りて勇気を出して吉野氏に言いました、「吉野さん、クソの匂いは知ってますよね?」、「あぁもちろん知ってるよ、あまりいい匂いではないね」、「吉野さんはクソの匂いがします」。彼は寛大な人だから怒りませんでした。しじみ丼を食べ終え、吉野氏は言いました、「これからは、僕のことを吉野と呼んでくれ」。突然でしたが、何でかと聞いてみると、吉野氏がコメディアンとして頭角を見せることに成功したのは、ある老人と出会い、CHRISの教えを伝授してもらったからだと言ってました。

千石先生
吉野氏はデブでこえだめ臭いけど、寛大で美食家で慈善家です。デブで糞詰まりの屁の匂いがするけど、カラッキシポジティブシンキングな、男尊女卑体制に全く感心のない、夜はゆずのコピバンをやってるスト系の男よりずっと魅力ある人です。彼に旨いこいこくが食べられる店に連れてって貰った時の話しをします。彼とは、7年ぶりに再会しました。私は、ベンチャーキャピタル会社の経営が軌道に乗りかけて、吉野氏は、コメディアンとしてようやく味が出てきました。ちなみに彼の年収は1000万円だそうです。どうりで新車でマジェスタが買えたわけですね。私たちは、ノリノリで鈴木あみのビートゥギャザーをクソの匂いのマジェスタで聴きながら店へ向かいました。私は、タガメとエビチャーハンを頼みましたが、なかったみたいなので、鯉のうま煮とどじょうの味噌汁を頼みました。吉野氏も、ワンタンメンとラザニアを頼みましたが、なかったみたいなので、しじみ丼と鯉こくを頼みました。とても美味しかったです。

千石先生