日本の年号は来月、5月から”令和”。

なぜ年度替わりの4月や西暦換算容易な1月にしなかったのだろう。

なので最近やたら”平成最後の…ハナシが多いが、何か託つけるには有り余る時代になってしまった。初の国家指定祭日GW10連休、元官僚天下り上級国民の池袋多殺無逮捕交通事故、等々話題には事欠かない。


さて、以下スズキ70周年記念(1990年)発売29才のVX800にとって「平成最後の」ツーレポ。
流れる時の一部でしかないけど、(^^)自分もありふれた日本人だなぁ。

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行き先は、先日観た「翔んで埼玉」が心に残り、関越道に向け8時出発…
新宿から練馬のインター入ってもしばらくはスムースだったが、所沢からは酷い渋滞。
整列アイドリング駐車場と化していたので、東松山で高速をおりR246から定峰峠に。

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未だ桜も花弁を散らしてる最中、杉花粉も心配だが、途中に伐採され束にされた百本近い杉の丸太があった。木の香りに、なんだか和んでしまう。

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昔は山頂、峠の分岐点にあったトイレは少し離れたとこに新設されていた。

丁度、女性のサイクリストと入替り(男女別)。ひと昔前までは、この峠で女性のサイクリストは見たことがなかったが、時代は変わるもんだ。

そういえばトイレも汲取りだったが、今は水洗。誰にとってもいい事だ。

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途中、新しい道が作られてるところもあった。(左手先は行止り)

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こんなところも、きっと家族で来たら楽しかったろうな。

..若い頃は妻子顧みず、走りだけを楽しんでいた。気持ちに余裕が出来た時には、皆遠くなってしまった。

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いまさら振り返っても仕方ないが、懐かしい顔振峠から、真っ直ぐ鎌北湖に向かおうかと思いながら、気が変わった。
(我ながら、重くハイトのあるVXではUターンも危なっかしい…下手になったもんだ。)

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黒山三滝は、41年前に細君のご両親に連れてきて頂いたのが最初だった。
また約十年前には、弟と友人のエリネコハズ君3人で一泊した事もある温泉地で、今も雰囲気は変わらない。

みやげ物屋や駄菓子屋、自然のままの景観の滝と、その脇で釣った魚を食べさせてくれる釣堀など、昭和の景観の渋い(人によっては刺激のない)集落だ。
また初代VXの時、この先のダートコースを頑張って龍穏寺までを走ったが、今回は優雅にオールオンロードで。(自分も、刺激より安楽を選ぶようになった事を自覚

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埼玉県には奈良や京都に負けない古~い重要文化財も多く(弥生や縄文の土器や埴輪どころか、なんたって旧人類の洞穴縦穴まである)、なかなか落ち着ける。
しょっちゅう穴を掘り返して、一度も通りの路面が連続してキレイになったことがない(いつもツギハギだらけの)都内や横浜駅前とは違う。
それにまた、ここから越生梅林までは空気も違う。

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去年のブログと同じような絵になってしまったが、
https://blogs.yahoo.co.jp/vx800_vxers/16082882.html
今回は、女流杜氏のまり子サンに会えた。

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今日はこの時期限定、生貯4合瓶を買った。とても安いリーズナブル価格でお奨めだ。
梅林を過ぎて越生線の踏切を渡ったら、いつもは左に曲がり41号線のアンダーパスに行くのだが、今日は新しい道路が出来ていたので直進。青空と真っ直ぐな道が気持ちいい。

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帰宅するとヘルメットには虫一杯、許せよ、アーメン。

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