振り返りと展望
●概況
●週間セクター別騰落率
- 先週末に米国の利下げ期待が後退し、貴金属が大暴落しました。その影響もあって週初は軟調な値動きとなりましたが、結果的に週間騰落率は日経平均(+1.75%)、TOPIX(+3.72%)、グロース250指数(+0.31%)。円安の進行に加え、自民党の圧勝予測からの高市政権への期待(特に農業政策、食料品消費減税、さらには国土強靭化が中心に、バリュー株が優位。自動車株や農林水産、食料品関連が非常に強かった週です。選挙が予想通りにいけばという条件付きですが、再び、様々なテーマ株が物色される可能性が高まっています(参考記事)。また、大阪副首都構想が進む可能性も十分にあり、大阪にまつわる銘柄も強くなるかもです(関連記事)。日経先物は4%を超える急騰。SOX指数が急反発しており、日本でもハイテク銘柄が上昇しそうです。
- セクター。週間上昇率は大手ゼネコンの一角、清水建設と大成建設が好決算を出し、建設がトップ。銀行株も好決算銘柄が多く、3位に入っています。一方、AIの台頭でソフトウェア関連やコンサル関連が大きく下落し、情報通信やサービスが大きく下げました(アンソロピックショック)。また、その他製品の下落は任天堂の決算によるもの。メモリ価格の上昇により、収益圧迫懸念が生じています。この点については、自動車や産業機械メーカー、PC・スマホや家電メーカー(ソニー、NEC、富士通、パナ、シャープなど)、あるいは量子コンピュータ関連銘柄(フィックスターズやエブレンなど)にも影響しかねません。注意深い観察が必要に思います。
- 今週の主な上昇銘柄。ヒーハイスト(+128.81%)、EDP(+58.64%)、山一電機(+52.29%)、伊勢化学(+32.55%)、平河ヒューテック(+30.61%)、不動テトラ(+27.00%)、住石(+24.55%)、水道機工(+24.54%)、日本電設(+23.96%)、日本アビオニクス(+23.24%)、スパークス(+23.04%)、ふくおかFG(+22.59%)、ヒロセ電機(+22.52%)、東洋エンジ(+22.32%)、三越伊勢丹(+22.12%)、助川(+21.67%)、日立建機(+21.40%)、清水建設(+21.20%)、ミスミ(+20.81%)、OKI(+20.26%)、豊田合成(+19.64%)、日本酸素(+19.45%)、コマツ(+19.26%)、日本信号(+18.13%)、味の素(+16.45%)、オムロン(+15.70%)、高島屋(+15.70%)、八洲電機(+15.50%)、GSユアサ(+15.44%)、大成(+15.43%)、パナ(+15.28%)、三菱商事(+15.28%)、スカパー(+15.24%)
- 今週の主な下落銘柄。純銀信託(-36.27%)、TIS(-23.21%)、カプコン(-22.66%)、メタプラ(-21.66%)、コナミ(-20.43%)、NEC(-17.26%)、レーザーテック(-17.04%)、SRE(-16.95%)、任天堂(-16.05%)、HENNGE(-15.92%)、フリー(-15.68%)、グロービング(-14.38%)、システナ(-14.37%)、ボードルア(-14.11%)、イビデン(-13.90%)、電通総研(-13.59%)、シグマクシス(-13.21%)、リクルート(-12.81%)、カカクコム(-12.46%)、AGS(-12.31%)、IIJ(-12.31%)、オルガノ(-12.23%)、デジアーツ(-11.76%)、オービック(-11.54%)、ベイカレント(-11.38%)、サイボウズ(-11.37%)、フジ(-11.04%)、キオクシア(-10.60%)
- 決算カレンダー。週明けは決算ラッシュです。月曜日はSB、オリックス、リクルート、三菱地所、フジクラ、大林組、住友金属鉱山、川重、楽天銀行、エーザイ、関西ペイントなどがあります。
指数チャート
●日経平均週足チャート
●TOPIX週足チャート
●グロース250指数週足チャート
- 日経平均、TOPIXは堅調な上昇チャートが続きます。特にTOPIXは史上最高値を更新。衆議院選挙の自民党優位な情勢調査が伝わり、株価は非常に堅調です。セクターの入れ替わりはあれど、当分は良い流れが続きそうです。グロース指数についてはほぼ値動きなしです。
- 日経平均とTOPIXは出来高も伴った上昇。このまま自民党が大勝するようならば、上昇がしばらくは続きそうです。一気に日経平均6万突破なんてこともあるのでしょうか。ただ、ほんの僅かに気になるは信用買いが増え、信用評価損が大きく減少している点です(参照元)。利益確定の売りや少額の損失で済ませるための売りが出やすい水準でもあります。
買いチャート銘柄
- デイまたはスイング想定。
- 基本順張り目線。
- 5日線を割れたら基本撤退。
- 太字はPBR1倍割れ銘柄。
- △は価格帯出来高の壁が直上にあるもの。
- マドは窓埋め期待
1000~3000番台
極洋、西松建設(2/12決算)、イチケン(2/13決算、利3.59%)、浅沼組(利3.61%)、戸田建設(2/13決算)、熊谷組(2/13決算)、積水ハウス(利3.97%)、新日本空調(2/12決算)、クラフティア、三機工業(2/13決算)、ニップン、湖池屋、学情(マド、利4.07%)、ヒビノ、シマダヤ(2/10決算)、飛島(2/12決算、利3.91%)、キューピー、やまみ(2/12決算)、ニチレイ、黒田G(2/13決算、利6.03%)、JT(2/12決算、利3.87%)、ヒューリック、八洲電機、マツオカ(2/12決算)、FFRI(2/12決算)
4000~6000番台
ラサ工業(2/12決算)、神島化学、積水化学、DIC(2/16決算、利5.04%)、インフロニア(RSI→80.4、2/10決算)、横浜ゴム、ブリヂストン(2/16決算)、平河ヒューテック、しずおかFG、リンナイ(2/12決算)、東京製綱(2/12決算、利3.76%)、マルゼン、平田機工(2/13決算)、エアーテック(利4.16%)、巴(利3.54%)、クボタ(2/12決算)、東洋エンジ(2/12決算)、レイズネクスト(利3.96%)、ダイフク(2/12決算)、サムコ、三菱電機、明電舎、ダイヘン、GSユアサ、ホーチキ
7000~9000番台
三菱重工、IHI(2/10決算)、東京きらぼし、九州FG(2/12決算)、新明和、カヤバ(2/12決算)、パンパシ(2/12決算)、長野計器(2/10決算)、IMV(RSI→81.4、2/10決算)、丸紅、長瀬産業、兼松、ミズノ(2/10決算)、第一実業(利3.65%)、サンゲツ(2/12決算、利4.79%)、理経(2/9決算)、高島屋、りそな、三井住友、七十七銀行、ほくほく、三菱HCC(2/13決算)、大和証券、SOMPO(2/13決算)、三井不動産、近鉄G(2/13決算)、NSユナイテッド(利3.59%)、中部電力、関西電力、建設技術(2/13決算)、セコム(2/13決算)、泉州電業、ジェコス(利3.90%)





