振り返りと展望
- 日本など報復関税を表明していない国に対する追加関税が90日間差し止められ、3指数とも大幅に上昇しました。一方、米中関税合戦は悪化するばかり。米国市場や先物市場は大きく下落しています。為替も円高傾向です。
- 今週はSQ週であり、VIが急騰しましたので、今回の暴落の主要因はオプション手口。本当にやばい時は現物が更に売られ、出来高がもっともっと増えるはず。悲観的な意見ではありますが、今後は、日本株の不人気や米中貿易戦争のあおりによる景気後退シナリオ、産業の空洞化なんかも踏まえ、日経平均はどこかでもっともっと下がる可能性を考える必要がありそうです。日銀や政府の対応が非常に重要ですが、全く期待はできない現状…。
- ボラティリティが大きいセクター(外需系銘柄や金利上昇メリット)が買われ、内需系は比較的穏やかな上昇となりました。しかし、日経先物が大幅に下落しており、打って変わって、上がった銘柄が大きく下げそうです。
指数チャート
●日経平均日足チャート
●グロース250指数日足チャート
- 大陰線と大陽線が交互に発生する相場。順張り派は非常にやりにくい環境です。ただし、個別内需株は順張りで伸ばしている銘柄も多少あります。そうした比較的安全な個別株に参入するか、長期目線で買いたい銘柄を少しずつ買うのが基本戦略でしょうか。
- ボリンジャーバンドでは-1σラインまで到達する戻しとなりましたが、日経先物は再び大幅下落しています。トランプ劇場相場はまだまだ終わりそうにはありません。
買いチャート銘柄
デイまたはスイング想定。
※基本的に順張り目線です。
※太字はPBR1倍割れ銘柄。
※△は価格帯出来高の壁が直上にあるもの。
※マドは窓埋め期待。
インターライフ(4/14決算)、浅沼組(利5.09%)、日清製粉、JAC(利3.96%)、ブルボン、明治、日ハム、アサヒ、キリン(利3.51%)、伊藤園、マクドナルド、パルG、セリア、キューピー、ニチレイ、dely、クオール、マツキヨココカラ、トレファク、クリエイトSD、コスモス薬品、ツルハ、アズーム、ベガ、コメダ、フードライフ、IIJ、野村総研、HENNGE、テルモ、オービック、日本オラクル、月島、ベイカレント(決算明け)、Jエレベーター、パンパシ、ワークマン、スギ(決算明け)、トランザクション(4/14決算)、前田工繊、宝印刷、モス、日本瓦斯(利%)、丸井(利3.77%)、三菱地所、JR東、東京地下鉄、三井倉庫、TBS、日テレ、KDDI、カドカワ、東宝(4/14決算)、スクエニ、カプコン、サンドラッグ




