振り返りと展望

 

 

 

  • 日経平均はわずかなマイナス、TOPIXはプラス、グロース指数は2%近い力強い上昇となりました。銀行株をはじめバリュー銘柄が強く、日経平均よりもTOPIX優位に。
  • 銀行株強しといえども地銀の伸びはいまいちで、メガバンクとネットバンクが上昇要因になったと言えます。
  • 米国の経済指標が予想に届きませんでした。ISM製造業景況指数→47.2(予想47.5)、PMI→47.9(予想48.1)、建設支出→ママイナス0.3(予想マイナス0.1)。景気後退リスクが再浮上したせいか、米国株、日経先物は大きめの下落です。雇用統計前にちょっと嫌な結果が出たなという感じです。金曜日の雇用統計における失業率予想4.2%を少しでも下回ると、米国の景気後退リスクが再燃する可能性が高まります。もちろん、米国の金利を押し下げる要因ですので円高への警戒も必要です。しばらく続いた凪相場が転換しそうな雰囲気あります。(米株大幅下落はnvidiaの急落が主な原因だったようです。失礼しました。)

 

●日経平均日足チャート

 

●グロース250指数日足チャート

  • 一目均衡表の雲を抜け、遅行スパンも好転しました。明日の相場でどうなるかわかりませんが、日経平均やTOPIXよりは強い値動きになりそうです。
  • さくらインターネット(プライム市場)、データセクションなど生成AI関連主力銘柄が強く、グロース市場の情報通信銘柄も物色されました。

 

 買いチャート銘柄

 

※デイorスイング想定

※太字はPBR1倍割れ銘柄

※円高懸念が再び?

※メガ&ネットバンク、情報通信堅調。

※米株・日経先物は大きく下落。要注意。

 

1000~3000番台

 

グリーンエナジー(9/9決算)、ソラコム(△)、マテリアルG(△)、長谷工(利4.60%)、住友林業巴コーポ大和ハウス四電工(利3.83%)、JACSMSパーソル湖池屋ヤクルト(RSI→89.2)、サッポロ(需給〇)、日清オイリオ日本マクドナルドJP(RSI→86.8)、アルフレッサ(RSI→84.0、需給〇)、ビックカメラ物語コーポ(△)、すかいらーくムゲンエステート(利4.48%)、コスモス薬品JMFFRIオプティム(△)、ティーガイアさくらデータセクション(△)、ジグソーマイネットUbicom

 

 

4000~6000番台

 

デンカ(利4.37%)、日本酸素三菱ケミカルビジョナル野村総研日本システム技術FIGスマレジHENNGEベースユナイト&グロウ武田(利4.46%)、ロート関西ペイントパーク24リゾートトラスト(RSI→91.4、需給〇)、ラインヤフー(需給×)、日本オラクル(需給〇)、さくらKCSフルキャスト(RSI→84.7、利3.95%)、ニチレキ(RSI→85.1)、eWellArent楽天銀行IBJシンメンテNITTOKU(△)、セラクミダックNEC富士通アズビル(RSI→83.2)、シスメックス住信SBI

 

7000~9000番台

 

ノジマ良品計画メディパル(需給〇)、ネットワン西松屋(需給〇)、ゼンショー(需給〇)、アルゴグラフィックスユナイテッドアローズメニコンピジョン(利4.74%)、伊藤忠ニプロ(需給〇)、丸井G(利4.19%)、三菱UFJりそな三菱HCC(利3.70%)、SOMPO第一生命京急鴻池運輸近鉄GJR九州NX(利4.00%)、大栄環境TBS日テレ光通信東北電力東宝(需給〇)、東映タナベコンサルセコム(RSI→83.5)、Genki