振り返りと展望

 

 

 

 

  • 日経平均、TOPIXは後場から急騰。ファーストリテイリング、東京エレク、リクルート、SBG、任天堂などの値嵩株が強く、外国人投資家の買いが堅調に入っている印象を受けます。
  • プライム市場でも上昇銘柄は4割未満、スタンダードやグロース市場もそれほどさえず、時価総額が大きな銘柄以外からはむしろ資金が抜けています。
  • ほとんどの業種で上昇も保険セクターの強さは相変わらず。東京海上、MSAD、第一生命強し。
  • 日経PERは23.34まで上昇。日経平均配当利回りは1.59%となり、国債利回りとの差は0.5%ほどとなりました。
  • 本日の決算セブンイレブンの7&iが今日決算とはおねがい。期待しちゃっていいのかな。
  • こうしてみると日経平均はそこそこスピード違反に近い状況に見えます。6/17の底から18本の日足で4,000円弱の上昇です。一目均衡表の基本数値17を超えてきており、一応警戒を。
  • また、日足ベースで雲のねじれも迫っています。ここら一旦調整の可能性はありますが、正直、ファーストリテイリングの決算が良ければ一段高になるでしょうね。念のためファーストリテイリングの月次売上。国内では客数が伸び悩んでいるだけに、市場に大きなプラスインパクトを与えるような内容になるかどうかは、海外次第です。
  • 日経平均への寄与度が高い大型株の中にはRSIが高い銘柄が増加しています。ソニー(94.6)、中外製薬(89.2)、アドバンテスト(86.2)ファーストリテイリング(84.7)、SBG(84.8)、リクルート(82.7)、任天堂(73.1)、東京エレク(71.4)など。

  • グロース市場は頭打ち感があり、下がりそうな印象を受けます。
  • トライアルカバーインテグラルなどの時価総額が高い銘柄が弱く、強いのは材料のある小型株。IPOもしばらくはないので、我慢の時でしょうか。

 

 

 買いチャート銘柄

 

※基本的にデイかスイングを想定しています。

※太字はPBR1倍割れ

※マドは過去に作った窓を埋める上昇が見込める銘柄。

※PBR1倍割れや高配当銘柄は中長期保有もあり。

※決算またぎはよほどの自信がない限りしません。

 

1000~3000番台

 

日特建設(利4.20%)、中電工(利3.74%)、日本M&Aセンター森永製菓江崎グリコブルボン明治カカクコムサッポロまんだらけエディオンキッコーマン味の素日清食品神戸物産ZOZO(RSI→87.1)、シュッピンムゲンエステート(利5.15%)、東レ(△)、ワールドニッポン高度紙

 

 

4000~6000番台

 

信越化学日本酸素東京応化工業日本精化BBセキュリティ塩野義(マド)、参天テルモ栄研化学PDラインヤフーオリコン(利4.10%)、サワイ富士フイルム上村工業デクセリアルズノリタケ古河電工フジクラいよぎん楽天銀行京都FG三和ニッパツJマテリアルエランNITTOKU(マド)、ディスコ(7/18決算)、テクノスマート(利4.64%)、セガサミーTHK日立三菱電機芝浦メカホーチキソニー(RSI→94.6)、日本航空電子古野(7/16決算)、横河キーエンス日本マイクロニクス

 

 

7000~9000番台

 

三菱自動車スズキメディパルパンパシ東京精密マニー朝日インテックキヤノンバンナムリンテック任天堂東京エレクデサントサンリオ(RSI→91.5)、高島屋(RSI→88.2)、ケーズ(RSI→81.2)、MSAD(RSI→86.8、利3.69%)、東京海上サカイ引越JR九州TBS日テレオートバックス(利3.81%)、ファストリ(本日決算)、SBG(RSI→84.8)